誰も知らない 第2話 あらすじ/ネタバレ

ヨンジンとソ・ソンウォンの対峙

ヨンジンは屋上で殺人鬼、ソ・ソンウォンと対峙する。ソ・ソンウォンは19年前のヨンジンがついた嘘によって、彼が道を誤ってしまったと主張し、自分の死によって被害者の魂を救済したいと語る。ヨンジンは衝撃を受け、ソ・ソンウォンを止めようとするが、彼はそのまま飛び降りてしまう。

事件の調査

ヨンジンは悲しみを堪え、事件の調査を開始する。まずは、被害者の身元確認を行い、イム・ソジンという孤独な男性であることを知る。検視の結果、イム・ソジンの手には刺し傷があることが判明し、ヨンジンは事件に新たな疑問を抱く。

ファン科長との再会

ファン科長が現れ、ヨンジンは19年前の嘘を告白し、謝罪する。ファン科長はヨンジンを許し、二人の溝は少し解消される。

ウンホの葛藤

ソ・ソンウォンの死はウンホの生活にも影響を与える。酔っ払った叔父を家に連れてきた母親に困惑し、ジェミンからの助けを求めるメッセージを受け取る。私金をヨンジン家に隠そうとしたウンホは、ヨンジンと遭遇する。ヨンジンはウンホの仕事への理解と関心に触れ、心を温められる。

シンセンミョン教会との接触

ヨンジンはイム・ソジンとソ・ソンウォンとの関係を探るため、シンセンミョン教会の責任者と接触する。責任者は慎重な態度ながらも、ソ・ソンウォンとイム・ソジンが故・クォン・ジェチョンの側近であり、新生命財団と新城中学が密接に関係していることを明かす。ヨンジンは事件の複雑さを知り、教会の背後に大きな秘密が隠されているのではないかと疑う。

新城中学の表彰式

新城中学の善行表彰式では、ペク・サンホ 理事の高慢な態度にジェミンは不満を抱き、会場を後にする。教師であるイ・ソヌは、生徒の保護と秩序維持のバランスに苦悩する。

ウンホの苦難

ウンホは鞄を奪われ、部屋を荒らされるなど、様々な困難に直面する。彼は無力感と恐怖を感じながらも、強くなることを誓う。ヨンジンに電話をかけて自分の経験を話そうとするが、事件に追われているヨンジンはすぐに対応することができず、ウンホは落胆する。

ヨンジンの決意

夜、ヨンジンはオフィスで聖痕事件のすべての詳細を整理する。公訴終瞭までの時間が迫っていることを認識し、すべての証拠を繋ぎ合わせ、被害者のために正義を、自分の良心の安寧のために真実を明らかにしようと決意する。ウンホからの電話はすぐに対応できなかったものの、彼の存在はヨンジンの心に希望の種を植え、闇に満ちた世界でも、光のために勇敢に戦う人がいることを信じさせる。

第2話の感想

第2話は、ヨンジンとソ・ソンウォンの対峙という衝撃的なシーンから始まり、事件の真相に迫る緊迫感と、登場人物たちの複雑な感情が交錯する展開に引き込まれました。

ヨンジンはソ・ソンウォンとの対峙で、19年前の嘘が彼の人生を狂わせてしまったことを知り、大きな衝撃を受けます。ソ・ソンウォンの狂気的な行動は理解しがたいものですが、彼の背後にある深い絶望と、救済を求める歪んだ正義感が伝わってきました。

事件の調査が進むにつれて、シンセンミョン教会と新城中学との関係が明らかになり、事件の背後に大きな陰謀が隠されていることが示唆されます。ヨンジンは真実を明らかにしようと決意しますが、公訴終瞭までの時間が迫っており、時間との戦いでもあります。

一方、ウンホはソ・ソンウォンの死の影響を受け、様々な困難に直面します。彼の無力感や恐怖は共感できるものであり、彼が強くなろうと奮闘する姿は応援したくなります。

つづく