アラン使道伝 第4話 あらすじ/ネタバレ

ウノはアランを探し回るうちに慌てて逃げ出す巫女に出くわし、事情を尋ねるとアランが天界に連れ去られたことを知る。複雑な気持ちに包まれるウノ。

アランはムヨンと共に黄泉の川に到著。ウノに別れを告げられなかったことを残念に思いながら、船に乗り込む。

巫女からアランがムヨンを脅迫したことを知ったウノは、アランが厳しい罰を受けるのではないかと心配する。

トルセはアランの遺体を前に嘆いていると、役人たちが遺体を奪いに来る。トルセは抵抗するが敵わず、殴打されてしまう。その中の一人が刀を抜いてトルセに襲いかかろうとしたその時、ウノが現れてそれを阻止する。ウノは自分が元丞相・キン大監の息子であることを利用し、役人たちを追い払う。

ウノはアランのためにできることがわからず、葬儀の準備をして去ることを決める。しかし、チェ大監を恐れる人々は誰も葬儀に現れず、ウノは落胆する。葬儀を終えてウノが去ろうとすると、なんとアランが現れる。驚いたウノは、トルセもアランの姿を見ることができることにさらに驚く。ウノはトルセをその場から離し、アランに事情を尋ねる。

アランはムヨンと共に閻魔大王と玉皇上帝に会ったが、玉皇上帝は若い男性の姿をしていた。アランは自分の死因を尋ねるが、玉皇上帝は知らないと答え、アランを人間界に戻して真相を自分で突き止めさせることにする。期限は3ヶ月。犯人を見つけられなければ、閻魔大王がアランの魂を地獄に連れて行くことになる。そこで、太極の力によってアランは再び人間となる。アランはウノが自分のために葬儀を行っていることを知り、駆けつけたのだ。ウノは一連の出来事を聞いて、なぜ玉皇上帝がアランに特別に情けをかけているのか疑問に思う。そのとき、トルセがウノを葬儀に来るように促しに来る。ウノはアランのもとを離れる。

チェ大監は部下にカビの生えた食べ物を貧しい人々に与え、感謝するように要求する。それでもチェ大監には物足りない様子。ウノが去るという知らせを聞いたチェ大監は得意げになり、ジュワルが戻ってきたのを見ると皮肉を言って彼を怒らせてしまう。

真相を突き止めるため、アランは役人に変装して葬儀に潜入しようとする。しかし、行く途中でジュワルと遭遇する。ジュワルの指輪が奇妙な光を放ち、ジュワルの表情が一変する。アランはそれに気づかずに葬儀場へ向かい、ジュワルも後を追う。ウノはアランを発見し、見つかってしまうのではないかと心配して彼女に近づく。アランは慌てて逃げようとするが、役人に疑われ追いかけられてしまう。逃げ惑うアランはジュワルに発見されるが、ウノも追いかけてきたため、ジュワルに塀を乗り越えるのを手伝ってもらう。ウノが駆けつけ、ジュワルと鉢合わせする。

第4話の感想

第4話は、アランの死の真相が明らかになり、物語が大きく動き出す重要な回でした。アランが天界に連れ去られた理由や、玉皇上帝が彼女に特別に情けをかけている理由など、謎が深まる展開にワクワクしました。

また、ウノのアランへの深い愛情や、トルセの忠誠心など、キャラクターたちの心情が丁寧に描かれていて、感動しました。特に、アランがウノのために葬儀を行っていることを知って駆けつけるシーンは、涙なしには見られませんでした。

一方、チェ大監は相変わらずの悪人で、貧しい人々にカビの生えた食べ物を与えるなど、非道な行為を繰り返していました。ジュワルもチェ大監に皮肉を言われて怒りをあらわにするなど、複雑な心情が垣間見えました。

つづく