弱いヒーロー Class 1 第 6 話 あらすじ/ネタバレ
酔い覚めが悪く授業にも遅刻したボムソクは、シウンの心配も無視し、イ・ジョンチャンのもとへ走ります。シウンは、ボムソクがイ・ジョンチャンたちと酒を飲み、笑い合っていたことを知り、ボムソクが本当に自分たちから離れていっていることを感じます。
ボムソクの真意を知ろうと、シウンはボムソクに話しかけます。ボムソクは、スホは最初から自分を友達ではなく、単なる子分としてしか見ていなかったと不満をぶちまけます。スホ本人もその言葉を聞いていましたが、ボムソクは自分が間違っているとは思っていませんでした。
ボムソクはイ・ジョンチャンと一緒に遊び続け、今度はチョン・ヨンビンのところへ連れて行かれます。そこで、格闘技の試合に出場する姜ウヨンと出会い、スホの悪口を言います。姜ウヨンは、スホに痛い目に遭わせてやろうとします。
夜、スホと会ったシウンは、ボムソクが利用されているのではないかと感じます。しかし、スホは、ボムソクが自分たちを利用しているのではないかと考えます。ボムソクは、スホたちと一緒にいることで、より良い生活を送りたいと思っていたのかもしれません。
シウンは、ハン・テフンとイ・ジョンチャンに、ボムソクのお金を無駄遣いしないように忠告します。しかし、2人はボムソクが自発的にやっていることだと考えており、間違っているとは思っていません。スホは、シウンがボムソクに説教をする必要はないと考えています。
昼食時、スホはイ・ジョンチャンに割り込みをしないように注意します。しかし、ボムソクに対しては、シウンの期待を無視して、手を上げてしまいます。屈辱を受けたボムソクは、お金を払ってスホを殺そうとします。イ・ジョンチャンは、格闘技ができるウヨンにスホを倒してもらうことを考えます。金英彬は、スホに少し手を加えれば勝てると提案します。イ・ジョンチャンは、スホのバイクのブレーキ線を切って、事故を起こさせます。
スホは、これがボムソクの仕業だとすぐに気づきますが、シウンには言いません。シウンも、ボムソクが故意にやったことだと感じています。
週末、シウンとヨンはスホの誕生日パーティーの準備をします。しかし、ボムソクはスホを体育館に呼び出そうとします。連絡が取れないため、ヨンを使ってスホをおびき寄せようとします。ヨンは自分が危険な目に遭うことを知っていますが、逃げることはできません。
スホはパーティー会場に戻ってきますが、シウンはヨンがなかなか帰ってこないことに気づきます。シウンは、ヨンが危険な目に遭っているのではないかと考えます。さらに、スホの携帯電話に、ボムソクからヨンが連れ去られたことを示す写真が送られてきます。シウンは、スホが危険な目に遭わないように、ボムソクの元へ向かいます。
シウンは、1人でボムソクと戦うことになります。そのため、地形を把握し、有利な状況を作ることを考えます。
ボムソクは、シウンが1人で来たことに驚き、ヨンを助けようと逃げようとしますが、すぐに捕まってしまいます。シウンは、手元のスパナと地形、現場にある道具を使って抵抗します。チョン・ヨンビンたちはすぐに倒されますが、ウヨンが現れたことでシウンは手を止めます。ウヨンに一瞬で倒されたシウンを見て、ボムソクはチョン・ヨンビンにシウンを巻き込まないように言いますが、チョン・ヨンビンは聞きません。シウンはボムソクの友達だとしても、今回ボムソクを助けるために来た人はボムソクにとって友達のはずだと考えます。ボムソクは、シウンが殴られているのを見ても止めることができず、その場から逃げ出してしまいます。
ボムソクは、自分が何をしたのかわからなくなります。瀕死の重傷を負ったシウンは、駆けつけた警察に救出されます。一方、家で寝ていたスホは、ヨンとシウンがまだ帰ってきていないことに気づきます。
第6話の感想
第6話は、ボムソクの葛藤と裏切り、そしてシウンの勇気と友情が描かれた回でした。
ボムソクは、スホたちから利用されていると感じ、距離を置き始めます。しかし、イ・ジョンチャンたちと遊び、スホの悪口を言い、お金を払ってスホを殺そうとするなど、その行動はどんどんエスカレートしていきます。ボムソクは、スホたちと一緒にいることで、より良い生活を送りたいと思っていたのかもしれません。しかし、そのために大切なものを失ってしまったことに気づきます。
シウンは、ボムソクが危険な道に進んでいることを心配し、助けようとします。しかし、ボムソクはシウンの忠告を無視し、スホたちと行動を共にします。それでも、シウンはボムソクを見捨てず、危険を顧みずにボムソクの元へ向かいます。シウンの勇気と友情は、感動的でした。
この回は、友情と裏切り、そして葛藤というテーマが描かれていました。ボムソクの葛藤は、誰もが共感できるものだと思います。また、シウンの勇気と友情は、私たちに希望を与えてくれるものでした。
つづく