弱いヒーロー Class 1 第7話 あらすじ/ネタバレ
シウンは病院に緊急搬送されました。ヨンは警察に状況を説明している間に、シウンは現場に自分一人しかいなかったと警察に話し、ヨンには今日のことをスホに言わないように頼みます。シウンは電話でボムソクにこれ以上はやめるように、スホを傷つけないようにと懇願します。シウンの弱々しい声に、ボムソクは強い罪悪感を感じます。
シウンは幼い頃、両親の喧嘩を聞いてしまいました。母親は当初、シウンを産むつもりはなく、特に父親はシウンが頻繁に病気や怪我をすることに不満を持っていました。現在、シウンの父親は病院を訪れ、なぜそこに行ったのか、なぜ怪我をしたのかとシウンに真実を語らせようとします。シウンは自分の問題だと主張しますが、父親はすぐに転校するように迫ります。しかし、シウンは強く拒否します。
秘書は自宅でようやくボムソクを見つけます。秘書は警察への対応を済ませており、ボムソクが罪に問われることはないでしょう。また、ボムソクがこれ以上トラブルを起こさないように、しばらく自宅に閉じ込めるつもりです。議員はボムソクをフィリピンの学校に送る計画まで立てています。ボムソクはこの時、シウンがボムソクを追求しないと決めたことで、一件落著したことを知ります。
スホは学校でシウンとボムソクが登校していないことに気づき、ヨンに何が起こったのか問い詰めます。スホは、みんなが彼の質問を避けていることから、これは自分の誕生日のいたずらだと思い込んでいました。
スホはイ・ジョンチャンにバイクの修理代を請求することで、何が起こったのかを知ることにします。スホは彼らを尾行し、シウンがチョン・ヨンビンたちに殴られたことで学校に来なかったことを知ります。イ・ジョンチャンは最終的に、ボムソクが人を雇ってシウンを襲ったことをスホに明かします。
隠しきれなくなったシウンはスホに事実を打ち明けます。スホはシウンの気持ちを理解し、友達を守りたいという彼の思いを汲み取って、挨拶だけをして立ち去ります。しかし、スホは心の中で何かを計画しているようです。
議員は帰宅するなり、ボムソクに暴行を加えます。ボムソクが起こしたことで議員の評判が落ちたことを責め、ボムソクの存在を否定します。人生に絶望したボムソクは家から逃げ出しますが、スホがボムソクの仲間たちに脅迫していることに気づきます。そこで、スホに連絡を取り、話し合いのために会う約束をします。ボムソクは再びウヨンにスホを襲うように指示します。
一方、ヨンはシウンにスホがバイトに来なかったことを伝え、ボムソクに会いに行ったのではないかと心配します。シウンは事件が起こるのではないかと恐れ、スホを探しに行きます。
ボクシングジムで、スホはボムソクに謝罪します。ボムソクを傷つけたことを謝り、シウンとヨンにも謝ってほしいと願います。しかし、ボムソクは謝ることを拒否し、自分が間違っているとは思っていません。スホはボムソクが哀れな人間だと感じます。
ウヨンとの試合中、優勢だったスホは、ハン・テフンの不正行為によってウヨンに蹴られて意識を失います。スホはボムソクに目を覚まし、他人のせいにするのをやめるように訴えます。しかし、ボムソクは怒りに支配されており、スホを無視した態度をとることに腹を立て、スホを蹴り始めます。他の仲間も加わり、ボムソクの家の秘書とパク補佐官が現れるまで、スホは息をしていませんでした。
2人の大人はボムソクを庇うために、イ・ジョンチャンとハン・テフンを犯人に仕立て上げ、息をしていないスホにショックを受けているボムソクを現場から連れ去ります。
第7話 感想
第7話は、衝撃的な展開が続いた回でした。シウンがチョン・ヨンビンたちに襲われたこと、ボムソクがスホを襲うようにウヨンに指示したこと、そしてスホが死亡してしまったことなど、多くの重要な出来事が起こりました。
特にスホの死は、視聴者に大きな衝撃を与えたと思います。スホは正義感が強く、友達思いの性格で、視聴者からの人気も高かったキャラクターでした。そんなスホが理不尽な形で命を落としてしまったことは、とても悲しいことです。
また、ボムソクの心の闇も描かれた回でした。ボムソクは父親から虐待を受けており、そのため心に深い傷を負っています。その傷が、ボムソクの暴力的で自己中心的な性格につながっているのだと思います。
つづく