愛するウンドン 第7話 あらすじ/ネタバレ
ソ・ジョンウンとチ・ウンホは、楽しく会話をした。ソ・ジョンウンは、自伝を書いている時に、自分がウンドンであるような気がして、とても幸せだったと、思わず口にしそうになった。チ・ウンホは、記憶を失ったウンドンに、自分だと名乗ることは求めなかった。ただ、ウンドンの笑顔をずっと見守っていたいと思っただけだった。
ソ・ジョンウンを家に送る時、チ・ウンホは、たまには会えないかと頼んだ。ソ・ジョンウンは、チ・ウンホの言葉が少し軽く感じ、冗談を言っているように思った。チ・ウンホは、思わずソ・ジョンウンに駆け寄り、自分が本気でウンドンを愛していることを伝え、強く抱きしめたいと思ったが、結局は我慢した。ウンドンを傷つけたくはなかったからだ。
チ・ウンホは、ドンギュに、ソ・ジョンウンがパートで働いている売場を買収するように頼んだ。しかし、ドンギュはなかなか値段を折り合わなかった。焦ったチ・ウンホは、自分で交渉し、売主に秘密にするように頼み、ソ・ジョンウンのパートの待遇も上げた。ドンギュは、チ・ウンホがウンドンに特別な感情を持っていることを理解しており、チ・ウンホを信じ、何かあれば自分に任せればいい、自分で出る必要はないと言った。
チェ・ジェホの容態は、徐々に回復してきたが、ソ・ジョンウンを失うことを恐れる気持ちは、日に日に強くなっていった。息子にだけ、自分の病気を秘密にしてもらうしかなかった。ソ・ジョンウンの頭には、ウンドンに関する記憶が次々と蘇ってきた。ソ・ジョンウンは、手に入れたウンドンの写真をミスンに見せると、ミスンも、ウンドンと瓜二つだと答えた。
チ・ウンホは、両親に仕送りをした。チ・ウンホの父親は、感慨深かった。17歳の時に、チ・ウンホに禁煙をさせようとしたが、結局やめられなかった。ある日、チ・ウンホが、一箱のタバコをゴミ箱に捨てているのを見て驚いた。アイロンをかけたことがなかったチ・ウンホが、ある日、シャツをピシッとアイロン掛けしているのを見て、チ・ウンホが変わったのは、すべてウンドンが現れたからだと悟った。チ・ウンホの父親は、ウンドンが早く現れて、息子を救ってくれるように、神に祈った。
ソ・ジョンウンは、自分の母親に会いに行った。記憶を失う前のことを知りたいと思ったが、母親は何も教えてくれなかった。ソ・ジョンウンは、母親に、自分が他人を愛しているのか、母親の実の娘なのかを尋ねようとしたが、母親はどちらも答えてくれなかった。母親が唯一肯定したのは、ソ・ジョンウンはパク・ヒョンスを知らないということだった。ソ・ジョンウンは、母親の苦しみを理解した。
ソ・ジョンウンの頭には、ウンドンに関する記憶がますます鮮明になってきた。ソ・ジョンウンは、自分が本当にウンドンなのかを確かめたいと思い、かつて通っていた学校を訪れた。学校の職員は、ソ・ジョンウンの身分証明書を使って、ウンドンという名前でこの学校に通っていたことを確認した。
自分がウンドンであることを知った瞬間、ウンドンとパク・ヒョンスの記憶が、ソ・ジョンウンの脳裏に蘇ってきた。
第7話の感想
第7話は、ソ・ジョンウンとチ・ウンホの複雑な関係が描かれた回だった。ソ・ジョンウンは、ウンドンとしての記憶が徐々に蘇り始め、自分が誰なのか、誰を愛しているのか、という疑問に直面する。一方、チ・ウンホは、ソ・ジョンウンへの想いを募らせながらも、彼女の記憶が戻ることを恐れている。
ソ・ジョンウンとチ・ウンホが、お互いに惹かれ合いながらも、すれ違っていく様子は、見ていて切ない。チ・ウンホは、ウンドンを愛していたが、記憶を失ったソ・ジョンウンには、ウンドンとしての記憶がない。ソ・ジョンウンは、チ・ウンホを気にかけているものの、ウンドンとしての記憶がないため、チ・ウンホへの想いがはっきりとはわからない。
つづく