グッド・ドクター 第17話 あらすじ/ネタバレ
夜が訪れ、ユンソとシオンは突然倒れたインジェを病院に緊急搬送しました。検査の結果、インジェは急性敗血症と診断され、危険な状態に陥りました。緊急事態を受け、ドハン医師はすぐに手術を行うことを決断し、貴重な時間を確保しようとしました。
一方、チェギョンはリーシーチャンに再起不能の患者を救うチャンスを懇願しました。リーシーチャンはチェギョンを深く理解した様子で、直接拒否することなく、わずかな希望を与えました。
インジェの容態に、小児外科の医師たちは自責の念に駆られました。特にキム課長は、手術前の患者のケアを怠ったとして、ドハンに厳しく詰め寄りました。ドハンは責められても黙々と耐え、自分の責任の重さを痛感していました。
ドハンはジュンヨンを見舞いに行き、ジュンヨンは大切にしている野球ボールをドハンにプレゼントしました。その様子をフー院長が目撃し、ジュンヨンをより高度な治療を受けさせるために日本に送る計画を明かしました。ドハンはフー院長の決断を尊重し、理解を示しました。
シオンはユンソの説得を受け、チェギョンにコートを返却しました。チェギョンはシオンの不器用ながらも誠実な姿を見て、彼をとても愛らしいと感じました。ドハンは院長と面会し、傷の回復状況を聞かれました。ドハンは週囲を心配させないために、傷が開いていることを隠しました。院長は財団の再編が病院に大きな困難をもたらし、優秀な医師が流出するのではないかと懸念していました。
シオンは偶然、兄を鉱山で働かせたドンギュと再会しました。ドンギュの息子であるジュナムは腫瘍を患っており、緊急手術を必要としていました。ドンギュはシオンに謝罪し、シオンは過去のわだかまりを捨ててドンギュを許し、ジュナムを全力で救うようドハンに懇願しました。
ジュナムの手術の最中に、腸の一部が壊死した緊急患者が病院に搬送されました。シオンと高課長は手術のリスクが極めて高いと判断しましたが、ユンソが支援を申し出て、高課長の冷静な指揮のもと、手術は無事に成功しました。術後、ドハンとシオンは高課長の変化に感謝の意を表し、小児外科の医師たちも高課長がより責任感と優しさを備えた人物になったと感じました。
ユンソはインジェの世話をしているうちに、シオンが自分への秘めた想いに気づきました。一方、ジェギュは高課長と酒を飲みながら、自分の評価が高かったのは高課長の配慮によるものだと知りました。ジェギュは感謝の気持ちとともに、自分の行動を仮省しました。
シオンは帰宅途中、酔っ払った高課長とジェギュに出会い、親切心から自宅に連れ帰って介抱しました。一方、ユンソは母親の勧めでしぶしぶお見合いをしましたが、結局逃げ出して病院に戻りました。シオンはおしゃれをしたユンソを見て目を輝かせましたが、ユンソが自分のことを気にしていないかと何度も尋ねると、シオンは表面上は否定しつつも、内心では落胆を隠せませんでした。
ジュンヨンとフー院長の深い会話はフー院長の心を動かし、ジュンヨンを小児外科に残して治療を続けることに決めました。フー院長は神経外科と協力してジュンヨンの手術計画を立てました。手術当日、すべてが順調に進んでいるように見えましたが、重要な場面でドハンの傷が激しく痛み出し、手術室は一瞬にして混乱に陥りました。この突然の事態は、すべての人の意誌と勇気を試すことになりました。
第17話 感想
第17話は、緊迫感と感動が交錯するドラマチックな展開が魅力的なエピソードでした。
特に、レンハイの容態が急変し、ドハンが緊急手術を行うシーンは手に汗握る緊張感に包まれていました。また、チェギョンがリーシーチャンに再起不能の患者を救うチャンスを懇願する場面は、彼女の強い意誌と決意が感じられ、胸を打たれました。
一方、シオンとドンギュの再会シーンは、過去のわだかまりを乗り越え、互いに理解し合う姿が印象的でした。また、高課長の変化も注目すべきポイントです。シオンとユンソの手術支援を通じて、責任感と優しさを備えた人物へと成長していく姿に感動しました。
しかし、ジュンヨンの手術中にドハンの傷が再び開いてしまったことは、今後の展開に大きな不安を残します。果たして、ドハンは無事に手術を成功させることができるのでしょうか。次回の放送が待ち遠しいです。
つづく