グッド・ドクター 第18話 あらすじ/ネタバレ

緊張感に包まれた病院で、パク・シオン医師は手術室の最前線に立ち、重要な手術を自ら指導します。ユンソとシワン、2人の若い医師は緊急事態に任命され、主刀医として手術を行います。息の合った連携と努力により、手術は最終的に成功裏に終わりました。手術後、ユンソはシオンの傷口を丁寧に消毒し、心配そうな眼差しで「自分の体を大切にしてください」と優しく声をかけます。その温かい言葉は手術室に静かに広がっていきました。

一方、シワンは急いで父親の病室に向かいますが、父親の容体が悪化したことを知らされます。複雑な心境に陥るシワン。母親から父親を故郷に連れ帰ることを提案されますが、シワンはそれを強く拒否します。彼は、それは逃避であり解決策ではないことを知っていたからです。シワンの決意を見たユンソは、彼が本当に成長し、家族のために立ち上がれるようになったことを心の中で称賛します。

しかし、レンハイの術後の経過観察の許可を求めたシワンとユンソは、キム院長から冷たく拒否されてしまいます。2人はキム院長の態度に落胆します。それと同時に、病院内部ではリーシーチャン交代をめぐる争いが起こります。チョン会長は専務をリーシーチャンに任命しようとしますが、フー院長は強く仮対し、病院内の対立は激化します。

さらに、病院には知られざる過去が隠されていました。ヤクザのメンバーが現れ、チョ看護師の過去を暴露します。彼はかつてヤクザのボスでしたが、今は改心し、子供たちと過ごすことを望んでいます。この短い出来事は、病院に神秘的な色彩を加えました。

生活の重圧の中、シワンとユンソは前向きに努力を続けます。ユンソはジュンヨンに野球の夢を諦めなければならないことを伝えますが、ジュンヨンは意外にも野球記者になるという新しい夢を語ります。この変化にフー院長は安堵します。一方、シワンはスンヒョンの主治医として尽力しますが、スンヒョンの母親から医師交代を要求されてしまいます。シワンは理性的に受け入れますが、内心は傷つきます。

パク・シオンの家を訪れたシワンは、食事を持参してシオンを気遣います。そのさりげない気遣いにシオンは感動します。病院の全体会議では、シオンとキム院長が病院の民営化問題について激しく議論します。両者は意見が対立し、会議の雰囲気は緊張します。会議後、高院長はシオンに支持を表明し、シオンは高院長に敬意を抱きます。

シワンと母親の夕食は、長年のわだかまりを解きほぐします。シワンは母親から突然姿を消した当時の苦衷を聞かされ、納得します。母子間の溝は解消されました。シオンはユンソに、シワンの成長と粘り強さを見れば、「天才」という光輪を失っても優れた医師になれると信じていると打ち明けます。ユンソはそれを聞いて安心します。

夜が訪れ、シワンとユンソの気持ちは高まります。シワンはバルコニーで独り言を言い、ユンソへの愛情と自責の念を漏らします。それを聞いた上の階のユンソは心が乱れます。ジュンヨンの誘いで、シオンは小児外科番組のリハーサルに参加します。シワンとユンソのリハーサル中の交流は、2人の関係を大きく前進させます。シワンはユンソの手を握り、ユンソは今までにないほどのドキドキを感じます。レンハイからシワンの気持ちを知ったユンソは、ついに勇気を出してシワンに愛を告白します。2人は夜空の下で抱きしめ合い、2つの心は固く結ばれます。

第18話感想

第18話は、緊張感と感動が入り混じった、見応えのあるエピソードでした。パク・シオン医師の強いリーダーシップのもと、難しい手術が成功し、患者は一命を取り留めました。シワンとユンソの成長も印象的で、困難に直面しても諦めずに努力する姿は、視聴者に勇気を与えてくれました。

また、病院内部の権力争いや、ヤクザのメンバーの登場など、意外な展開もあり、最後まで目が離せませんでした。特に、チョ看護師の過去が明らかになったシーンは、ドラマに深みを与えたと思います。

つづく