星から来たあなた 第3話 あらすじ/ネタバレ
400年前
ミンジュンは400年前の千ソンイとの思い出を振り返る。千ソンイの姑は彼女に「烈女」の称号を与えるため、彼女が自殺したと偽り、刺客を送り込んだ。ミンジュンは千ソンイの身に危険が及ぶことを恐れ、自ら彼女を江陵の実家まで護送する。道中、二人は朝夕を共にするうちに、いつしか恋に落ちる。
現代
現代に戻り、化粧室ではセミとソンイが談笑している。そこへ後輩が二人入ってきて、ソンイには媚びへつらうが、セミには目もくれない。ソンイはセミが去った後、後輩二人にセミを敬うように注意する。後輩二人は慌てて謝罪するが、ソンイの後ろで悪態をつく。
一方、フィギョンはオフィスで新人のように扱われ、課長から叱責を受ける。しかし、退社時に家族写真が発見され、彼が会長の次男であることが判明する。すると、週囲の態度は一変し、媚びへつらうようになる。
フィギョンの兄であるジェギョンは、フィギョンをオフィスに呼び出し、会社での様子を尋ねる。そこにファン理事が入ってきて、最近会社が買収した釘子戸の突然死事件に疑いがあると報告する。ジェギョンはフィギョンを退室させ、ファン理事に事件の調査を命じる。実はジェギョンがこの事件の黒幕であり、ファン理事を消すことを決意する。
ソンイは突然虫垂炎を発症する。マネージャーのアヴァンが田舎に帰省中のため、仕方なく隣人のミンジュンに病院に付き添ってもらう。医師は緊急手術を指示し、ソンイは不安になり、ミンジュンに一時的にマネージャー代理を務めてもらうように頼む。
手術は無事に成功し、看護師は腸の蠕動を促すために散歩をするように指示する。二人は廊下で窓の外に初雪が降っているのを見つける。ミンジュンは過去の千ソンイが雪をとても好きだったことを思い出す。大雪の日に、彼女は正式にミンジュンに告白したのだ。しかし、目の前のソンイは雪の日にフライドチキンとビールを食べたいと思っているだけで、ミンジュンは呆れてしまう。
フィギョンはソンイの虫垂炎の知らせを受け、すぐに病院に駆けつけるが、警備員に止められてしまう。最終的にはセミが彼を部屋に案内する。実はセミはフィギョンに密かに想いを寄せており、フィギョンがソンイを気遣うたびに心を痛めていた。
ミンジュンは星座占いを用いてソンイに水に触れないように闇示し、彼女の靴を持ち去る。これは夢の中の不運を回避するためだ。ミンジュンは自分のポケベルの番号を病院に置いていく。ソンイはそれを利用してミンジュンに本を買ってもらうが、彼女は低俗なネット小説ばかり読んでいて、ミンジュンは呆れてしまう。
ソンイの母と弟が病院に面会に来る。母は多くの記者を連れてきて撮影するが、ソンイはそれを嫌い、怒って追い返す。
ソンイの父が病院の玄関にやってくるが、躊躇して結局は面会せずに帰る。一方、ソンイは病室で父のことを想っている。
ジェギョンはファン理事のインスリンに細工をし、低血糖症で死亡させる。父であるイ・バンチュンはそれを知り、悲しみに暮れる。
ソンイは自分の好きな靴がミンジュンに持ち去られたことを知り、変装して学校を訪ねて取り戻そうとするが、ミンジュンは頑なに否定する。
ユラとジェギョンは1年間秘密裏に交際しており、ユラはジェギョンを脅迫して結婚させる。
女優のノ・スヨンの結婚式には多くの著名人が招待され、ソンイも出席する予定だが、式場が豪華客船であることが判明する。これはミンジュンの夢と何か関係があるのだろうか…
第3話の感想
第3話は、過去と現在が交錯し、物語が大きく動き出した回だった。400年前のミンジュンと千ソンイの切ない恋模様が描かれ、現代のソンイとミンジュンの関係にも新たな展開が見られた。
ソンイは相変わらずわがままで自己中心的だが、時折見せる弱さや優しさに人間らしさを感じさせる。ミンジュンはソンイに振り回されながらも、彼女を放っておくことができない。二人の関係は、これからどのように発展していくのだろうか。
また、フィギョンとジェギョン兄弟の確執も深まりつつある。フィギョンは兄であるジェギョンにコンプレックスを抱いており、ジェギョンはフィギョンを軽視している。この兄弟対決の行方も見逃せない。
つづく