星から来たあなた 第6話 あらすじ/ネタバレ
時を超えた約束
400年前の戦乱の世、逃亡の道を歩むミンジュンと千ソンイ。ミンジュンは彼女を守ることを誓い、その深い愛情は時空を超えて現代にまで届く。
現代、ミンジュンは急いでソンイの家に戻るが、そこには一人ぼっちのヒギョンが。ジェギョンは気に入ったハンドバッグが見つからず、先に帰ってしまったのだ。ヒギョンはミンジュンが頻繁にソンイに近づくことに不満を募らせている。ミンジュンは冗談めかしてソンイが自分の家に泊まったことがあると明かし、ヒギョンは激怒する。
一方、ソンイはユラを偲んで追悼会に出席し、遺品を返そうとするが、ファンやメディアに囲まれ、「犯人」のレッテルを貼られてしまう。落ち込んだソンイは会社に戻ると、母親とアン代表の激しい口論を目撃する。ソンイの不祥事により会社は大きな損害を被り、アン代表は契約解除を検討しているという。ソンイは納得できないものの、アン代表を困らせないために自ら契約解除を申し出る。冷酷な会社の対応にも嫌気がさしていたのだ。
会社を出ると、セミと彼女の母親に出くわす。セミの母親は得意げにセミがソンイの代役を務めることを自慢するが、ソンイは平然と受け流し、すでに吹っ切れていることを示す。しかし、ソンイはさりげなくセミが役を断ったという嘘を暴き、セミを気まずい思いにさせる。
家に帰ると、ソンイは謎のプレゼントを受け取る。期待に胸を膨らませて開けてみると、そこには恐ろしい写真が。驚愕したソンイは急いでミンジュンに連絡を取るが、彼は見つからない。
その頃、警察はミンジュンの巨額の財産を調査していた。ミンジュンは親友のヨンモクと釣りをしている時、財産の謎について「400年の蓄積」と軽く答える。
ヒギョンはソンイの気を引こうと、彼女の母親に恋の秘訣を聞く。そして、ソンイの誕生日に観覧車に乗る約束をする。ミンジュンはメモ書きでソンイに試験を忘れないようにと伝えるが、ソンイは一人で車を運転している途中で記者に「当て逃げ」されてしまい、メディアに囲まれてしまう。この時、ミンジュンが駆け付け、法定代理人としてソンイを守り、メディアを追い払う。
その後、ミンジュンはソンイを博物館に連れて行く。古い簪がソンイの心を揺さぶる。一方、セミは兄の遺品を整理している時に、ユラ事件の際にミンジュンがいたことに気づく。そして、クリスマスの夜にソンイを助けたのはミンジュンだったことを思い出す。
夜になり、ヒギョンが計画した観覧車デートが始まる。しかし、ミンジュンの登場で空気が張り詰める。ヒギョンは怒ってミンジュンを追い払い、ソンイと二人で観覧車に乗る。過去の思い出を振り返ろうとするが、ソンイは再びヒギョンの告白を断る。その瞬間、時が止まったかのように、ミンジュンの頭の中に400年前の光景が浮かぶ。"千ソンイ"が自分を助けてくれた時の記憶が蘇り、心が痛む。
複雑に絡み合う感情と交錯する時空の中で、第6話は幕を閉じる。ミンジュンとソンイの微妙な関係、ヒギョンの熱い告白は、今後の展開に期待を持たせる。
第6話感想記事
第6話は、複雑な感情と時空の交錯が描かれた回でした。ミンジュンとソンイの深まる絆、ヒギョンの切ない片思い、そしてユラ事件の謎が徐々に明らかになっていく様子に、目が離せませんでした。
特に印象的だったのは、ミンジュンがソンイを記者から守るシーンです。法定代理人として堂々とソンイを庇う姿は、彼の強い愛情を感じさせました。また、博物館でソンイが古い簪を見て涙を流すシーンも、二人の深い絆を感じさせるものでした。
一方、ヒギョンはソンイへの想いを募らせているものの、なかなか報われない様子が切なかったです。観覧車での告白シーンは、彼の純粋な気持ちを垣間見ることができて、胸が締め付けられました。
ユラ事件の謎も少しずつ明らかになってきました。セミが兄の遺品からミンジュンが事件に関与していたことを知り、今後の展開が気になります。
つづく