キメラ 第2話 あらすじ/ネタバレ
1984年5月30日
学校の実験で硝酸が必要だった男性が、車内でキメラというライターを使った際に爆発が発生。
現在
病院で、ジュンヨプの登場により、重傷を負ったチャ・ジェファンとハン組長の関係が微妙なものになる。
ユジンとゴンヨンは405号室を再調査し、最近の2つの爆発事件と過去のキメラ事件が手法や順番で類価していることに気づく。
ユジンは病院でチャ・ジェファンと会い、犯人の本来の標的はチャ・ジェファンではなかったと伝える。この情報により、チャ・ジェファンは事件当日のハン組長の異常な行動を思い出す。ハン組長は曖昧な返答をし、感情的になってチャ・ジェファンに捜査を諦めるように求める。この行動により、チャ・ジェファンの疑念は深まる。
ハン組長は酒に溺れ、イ・サンウへの残酷な拷問を目撃したことを思い出す。翌日、彼はチャ・ジェファンを見舞うふりをしてウンシュに近づき、過去の生活への無力感と憧れを語る。この弱さにより、チャ・ジェファンは組長にも知られざる一面があることを知る。
一方、ハン組長は突然、ソン・ワンギ事件を解決すると発表する。チャ・ジェファンは戸惑いを隠せない。ホドンとギルトンのドライブレコーダーから、コ・ジェムン医師の車を特定するが、高医師は3ヶ月前に昏睡状態だったことが判明する。
病院でチャ・ジェファンはジュンヨプに会い、ソン・ワンギの死とキメラのマークについて言及するが、ジュンヨプの仮応は平静だった。チャ・ジェファンはジュンヨプの携帯電話に残された指紋から、彼が韓国人ではないことを突き止める。
ユジンは、ソン・ワンギが6ヶ月前に骨折していたことを思い出し、そこからジュンヨプとの接点を探る。調査の結果、病院の事務員はジュンヨプが6ヶ月前に韓国に招かれ、ソン・ワンギの医療費を支払っていたことを証言する。2人は明らかに知り合いだった。
ハン組長は再び脅迫メッセージを受け取り、恐怖と絶望に襲われる。家に帰ると、黒ずくめの男に襲われ、気絶させられて連れ去られる。
チャ・ジェファンは組長の家に駆けつけ、1984年11月3日のハン組長と母親の写真とキメラのライターを発見する。過去の報道と照らし合わせると、ハン組長はキメラ事件の主要捜査官だったことが判明する。
翌日、チャ・ジェファンは手がかりから3つ目の事件の発生場所が廃墟となった空き家であると推測し、馬川に向かう。そこでハン組長を発見するが、彼はチャ・ジェファンに離れるように懇願する。その時、犯人が仕掛けた罠が作動し、水と化学物質による大火が発生。ハン組長は炎に包まれ、チャ・ジェファンは目の前で組長を失う。
彼は組長の遺品を整理しながら涙を流し、2人の深い絆が悲壮感を漂わせる。
第2話感想
第2話は、緊迫感と衝撃的な展開が続く、見応えのあるエピソードでした。特に、ハン組長の過去と事件との関わりが明らかになるシーンは、ドラマの大きな転換点となりました。
前半は、ジュンヨプの登場によって複雑な人間関係が描かれ、事件の謎が深まる展開が続き、視聴者の興味を惹きつけます。ユジンとゴンヨンのコンビによる捜査も、テンポよく進み、事件の真相に迫る期待が高まります。
後半は、ハン組長の過去と事件の関連性が明らかになり、ドラマのストーリーが大きく動き出します。ハン組長の苦悩と葛藤が描かれ、視聴者として共感できる部分が多くありました。
そして、クライマックスのハン組長の死は、衝撃的なシーンでした。これまで積み重ねてきた絆が断ち切られる瞬間は、胸を締め付けられる思いです。
つづく