キマイラ 第7話 あらすじ/ネタバレ
ハムリョンボクの遭遇
ハムリョンボクは突然、謎めいた本を受け取り、その本は彼の前で燃え尽きてしまう。この事件は警察界に大きな衝撃を与え、チャ・ジェファンはイ・サンウが残した遺書を分析し、一連の連続殺人事件の背後に、過去のキマイラ捜査チームのメンバーを狙う人物がいるのではないかと推測する。ユジンは遺書だけでは真実が明らかにならないと考える。
ペ署長の仮応
この事件を知ったペ署長は、自分が次のターゲットになるのではないかと恐れを抱く。チャ・ジェファンは急いで警察署に戻り、グァンシウにキマイラ事件と現在の事件の関係を説明し、未解決の謎が事件の根源にあるのではないかと指摘する。
ジュンヨプとキム・ヒョングク
湖畔で、ジュンヨプとキム・ヒョングクはイ・サンウと共に過ごした法律学部の頃を懐かしむ。キム・ヒョングクはイ・サンウの弁護士として、事件の複雑さと残酷さを知っていた。ジュンヨプの熱意に、キム・ヒョングクは当初は怖がっていたものの、これはイ・サンウの名誉を回復する最後のチャンスかもしれないと考える。しかし、彼は現在の敵が狡猾で権力を持っていることも認識している。
ペ署長とハムリョンボク
ペ署長は入院中のハムリョンボクを訪ね、迫り来る危機への不安を吐露する。病院の外では、編集長がキム記者にキマイラ事件の報道に全力を注ぐよう命じるが、西仑グループやTH5などのセンシティブな話題には触れないように警告する。
爆弾の衝撃
爆弾の検査結果は、軍事用に使用される特殊物質である白リンが犯罪に使用されていたことを明らかにし、世間に衝撃を与える。カンサンギュは自宅でこのニュースを見て、怒りと復讐心が燃え上がり、腐敗した警察官たちに代償を払わせることを決意する。
白リンの謎
白リンの入手先を捜査するチャ・ジェファンは、学校の研究室にある白リンが爆弾に使用されたものと同じ成分であることを発見する。この手がかりから、彼は権載赫教授の研究室に注目する。チャ・ジェファンの質問に、カンサンギュは疑念を抱きながらも、平静を装う。
ジュンヨプとユジン
ジュンヨプは再びユジンを訪ね、友人として心の悩みを打ち明ける。ユジンはジュンヨプとイ・サンウの間に特別な関係があることに気づくが、直接指摘はしない。彼はジュンヨプにイ・サンウの家族から情報を集めることを提案する。調査の結果、イ・テヨンという子供がいることが判明するが、孤児院の記録によると、彼は数年前に病気で亡くなっていた。
夕食の謎
夕食時、ジュンヨプ、ソ・ヒョンテ、イ・ファジョンが食卓を囲む。ジュンヨプは巧みに嘘を使って自分の正体を隠しながら、イ・サンウとの深い関係をほのめかす。一方、ウンシュはテレビで白リンの爆発と二硫化炭素を関連付け、科学的な視点から事件を分析しようとする。
キマイラ 第7話 感想
第7話は、キマイラ事件と現在の連続殺人事件の関係が明らかになり、物語が大きく動き出す重要なエピソードでした。特に、ハムリョンボクの遭遇と白リン爆弾の登場は、今後の展開を予想させる衝撃的な展開でした。
ハムリョンボクが受け取った謎の本が燃え尽きるシーンは、事件の背後に潜む謎と危険性を示唆しており、今後の展開が気になります。また、白リン爆弾の登場は、事件の凶悪さを浮き彫りにし、警察の捜査にプレッシャーを与えています。
一方、キャラクターの心理描写も深まっています。ペ署長の不安、キム・ヒョングクの葛藤、カンサンギュの復讐心など、それぞれのキャラクターが抱える複雑な感情が丁寧に描かれており、物語に深みを与えています。
特に、ジュンヨプとイ・サンウの関係が明らかになるシーンは、物語の核心に触れる重要な展開でした。ジュンヨプがイ・サンウの遺誌を継いで事件の真相を突き止めようとする姿は、視聴者の共感を呼ぶのではないでしょうか。
つづく