ごめん、愛してる 第7話 あらすじ/ネタバレ

晴れた午後のこと、ソン・ウンチェは重い気持ちを抱えながら、親友のミンジュと一緒にチェ・ユンの家を訪れた。彼女の目的は、ミンジュにチェ・ユンの心を癒やしてくれるように頼むことだった。しかし、ミンジュがソン・ウンチェの変わらぬ愛を伝えると、チェ・ユンはソン・ウンチェを親友としてしか見ていないと答えた。その言葉はソン・ウンチェの心を深く傷つけ、彼女は涙を堪えながらその場を去った。

気分転換のために、ムヒョクはソン・ウンチェをドライブに誘った。しかし、旅の途中でムヒョクが老人に対して失礼な態度をとったことで、ソン・ウンチェは彼を厳しく叱責した。その後、ムヒョクは重い荷物を運ぶ女性を助けるなど、優しい一面も見せた。ソン・ウンチェはムヒョクに対する印象を改めつつあったが、チェ・ユンからの電話で急いでその場を離れた。

感情の葛藤を抱えたソン・ウンチェは、アフリカへの旅を決意した。出発前にムヒョクの家を訪れた彼女は、彼が知的障害を持つ姉のスクギョンと幼い甥っ子を世話していることを知る。ソン・ウンチェは彼らのために留まり、家事の手伝いをすることにした。彼女の優しさに心を打たれたムヒョクは、ソン・ウンチェに惹かれていく。

翌日、ソン・ウンチェはスクギョンと一緒に街頭で海苔巻きを販売していた。ムヒョクは偶然その姿を見かけ、ソン・ウンチェの頑張る様子に温かい咲顔を見せた。ソン・ウンチェはスクギョンを美容院に連れて行き、彼女を美しく変身させた。その夜、家族みんなでカラオケを楽しむ中、ソン・ウンチェはチェ・ユンがよく歌う曲を歌い、複雑な感情を涙と共に流した。

一方、チェ・ユンはミンジュに告白しようと計画していたが、ムヒョクが先にミンジュをホテルに連れて行き、彼女の母親と会わせた。予期せぬ展開に落胆したチェ・ユンは、失意のままその場を去った。

ムヒョクはソン・ウンチェに、このまま一緒にいてほしいと正直に気持ちを伝えた。彼の言葉に、ソン・ウンチェは深い孤独と疲労を感じた。そして、彼女はムヒョクを強く抱きしめ、2人は固く結ばれた。

第7話の感想

第7話は、複雑な感情が交錯する回だった。ソン・ウンチェは、チェ・ユンに対する想いを伝えながらも、彼の心を射止めることはできなかった。一方、ムヒョクはソン・ウンチェへの想いを自覚し始める。ソン・ウンチェとムヒョクの距離が縮まる一方で、チェ・ユンは失意のどん底に落とされる。

特に印象に残ったのは、ソン・ウンチェがチェ・ユンへの想いを断ち切るためにアフリカへ旅立つシーンだ。彼女の決意と悲しみが伝わってきて、思わず涙がこぼれた。また、ムヒョクがソン・ウンチェのために家事や育児を手伝うシーンは、彼の優しさと誠実さが垣間見えた。

つづく