韓国ドラマ「ゴースト・ドクター」13話ネタバレと感想

ゴースト・ドクター第13話あらすじ/ネタバレ

コ・スンタクの過去のトラウマが蘇る

コ・スンタクの記憶の中では、父親との楽しい思い出が蘇る。しかし、その幸せな時間は、突然の水難事故によって一変してしまう。父親は必死にコ・スンタクを助け出すが、自身は冷たい湖底に沈み、二度と目覚めることはなかった。この悲劇は、コ・スンタクに大きなトラウマを残すと同時に、幽霊が見えるという特殊な能力を与えてしまう。

手術室で幽霊と対峙したコ・スンタクは、過去の恐怖と悲しみが蘇り、耐え切れずに手術室から飛び出してしまう。混乱と疑問を残したまま、姿を消してしまう。

コ・スンタクの失踪と周囲の仮応

コ・スンタクの手術失敗の知らせは瞬く間に広がる。しかし、同僚たちは患者の複雑な病状こそが不幸の原因であり、コ・スンタクは全力を尽くしたと弁護する。チャ・ヨンミンは患者の家族の悲しみとコ・スンタクの失意を目の当たりにし、複雑な思いを抱く。

ラディゴとチャ・ヨンミンは、たとえコ・スンタクが執刀していなくても患者の運命は変わらなかっただろうと結論づける。チャ・ヨンミンは自責の念に駆られながらも、コ・スンタクが立ち直れるかどうかを心配する。

コ・スンタクの失踪は病院を混乱に陥れる。特に母親は心配し、病院に駆けつける。ハン・スンウォンから息子の心の傷を知った母親は、ハン・スンウォンに利用されてしまう。ハン・スンウォンは、この機会を利用してチャ・ヨンミンを完全に潰そうと企み、勝利を喜ぶ。しかし、チャ・ヨンミンはコ・スンタクが簡単に諦めるとは信じておらず、彼の粘り強さと執念が困難を乗り越えると確信している。

チャン・セジンとコ・スンタクの出会い

一方、チャン・セジンはチャ・ヨンミンの手術を前に不安を募らせていた。科長は、誰よりも救急医療に情熱を注ぐコ・スンタクの帰りを待つべきだと主張する。オ・スジョンはコ・スンタクの失踪を知り、チャ・ヨンミンの家を訪ねて彼を励ます。そして、20年前に亡くなった祖父が、幼いコ・スンタクを助けたことを明かす。運命的な出会いにコ・スンタクは驚きながらも、決意を固め、辞表を提出する。

チャ・ヨンミンの決断とコ・スンタクの葛藤

生死の境をさまようチャ・ヨンミンは、自身の運命をラディゴに託すことを決意する。ラディゴとの深い絆を感じていたからだ。コ・スンタクの母親は、息子の夢を応援し、どんなことがあっても支え続けると約束する。

そんな中、チャ・ヨンミンの容体が急変したとの知らせが舞い込む。コ・スンタクは友人のことを心配し、すぐに病院へと駆けつける。

チャン・セジンとハン・スンウォンの対峙

病院では、チャン・セジンとハン・スンウォンの緊張感あふれる対峙が繰り広げられる。チャン・セジンは、ハン・スンウォンにチャ・ヨンミンに近づかないよう強く警告し、揺るぎない決意を示す。ハン・スンウォンは、チャン・セジンが置いていったUSBメモリを確認すると、チャン・ミンホが病室に侵入した証拠を発見し、怒りをあらわにしてチャン・ミンホに電話をかける。

一方、チャ・ヨンミンの病状を心配するチャン・セジンは、精神的に疲弊し、一人涙を流す。彼女の苦しみと無力さは、周囲の人々の心を痛める。

コ・スンタクの決意とラディゴの正体

葛藤と苦悩の中で、コ・スンタクはチャ・ヨンミンを見舞うことを決意する。しかし、病院へ向かう途中、突然喘息発作を起こした少年に出くわす。恐怖と迷いがよぎる中、コ・スンタクは勇気を出して少年を助ける。

ラディゴの助けもあり、少年は一命を取り留め、救急車が到著する。この出来事をきっかけに、ラディゴはコ・スンタクに自分の正体を明かす。かつてコ・スンタクを救った医師であり、オ・スジョンの祖父であることを告げる。

過去の真実が明らかになり、コ・スンタクの心は複雑な思いで満たされる。