ゴースト・ドクター 第14話 あらすじ/ネタバレ

コ・スンタクはラディコを無事に家に送り届けます。ラディコは、かつてコ・スンタクの命を救っただけでなく、彼の魂が抜け出す秘密を発見した恩人です。コ・スンタクはラディコに感謝の気持ちを伝え、彼の秘密を解き明かすため、胸部外科のオ・ジュンミョン博士を訪ねます。

オ・ジュンミョンは、ラディコの早逝を悼み、師弟だった頃の思い出を振り返っていました。そこにラディコが現れ、オ・ジュンミョンは驚きながらも、他人の身体を使って命を救った彼の行動を称賛します。二人は互いの理解を深め、尊敬の念を抱きます。

一方、院長は廊下で記憶が途切れたことに疑問を抱き、チャ・ヨンミンの怪しい行動を疑います。そこに、チャ・ヨンミンになりすましたコ・スンタクが現れ、彼の意識が戻ったら一緒に祝杯をあげようと提案します。院長はさらに困惑します。

コ・スンタクはチャ・ヨンミンの病室を訪れます。主治医のチャン・セジンは、薬を使って治療していますが、チャ・ヨンミンの回復には不安を感じています。特に、チャン・ミンホが病室に出入りする様子を目撃したことで、彼女は警戒を強めます。コ・スンタクの言葉に少し安心したチャン・セジンは、チャ・ヨンミンへの想いを伝えます。コ・スンタクは、自分の秘密がさらに多くの人に知られてしまったことに戸惑います。

コ・スンタクの復活は、病院に希望をもたらし、さまよう幽霊たちも活気を取り戻します。コ・スンタクの祖父が病院を訪れ、そこでオ・スジョンと出会います。オ・スジョンは、子供の頃に祖父の魂を見たことがあり、二人は親近感を覚えます。祖父はオ・スジョンに健康で幸せに生きるように言い残し、救急室に向かいます。そこで、衝撃的な事実が明らかになります。かつてコ・スンタクが危篤状態だった時、祖父は科長の体に乗り移り、ラディコと共に命を救ったのです。オ・スジョンはそれを目撃し、コ・スンタクの家族に伝えていました。

真実を知ったコ・スンタクは、手術台に立つことに恐怖を感じますが、チャ・ヨンミンの励ましを受け、バナナを使って手術の練習をします。不器用なコ・スンタクですが、チャ・ヨンミンは彼の成長を信じています。ある緊急手術で、コ・スンタクは諦めずに患者の心臓を蘇生させ、周囲を驚かせます。

チャン・セジンは、コ・スンタクとチャ・ヨンミンの間に特別な繋がりがあることを確信し、コ・スンタクを夕食に誘います。それは、チャ・ヨンミンの魂との会話のためでした。食事の後、チャン・セジンはチャ・ヨンミンの好きな飲み物を買いに行きますが、そこでチャン・ミンホが企てたコ・スンタクへの罠を知ります。彼女は急いでコ・スンタクに逃げ出すように知らせますが、バイクの襲撃により、チャ・ヨンミンの魂はコ・スンタクの体から離れ、消滅の危機に陥ります。チャン・セジンはコ・スンタクの無事を確認しますが、チャ・ヨンミンの危機には気づいていません。

第14話感想

第14話は、感動と驚きが詰まった素晴らしいエピソードでした。コ・スンタクとラディコの絆、そしてコ・スンタクの成長が描かれ、物語が大きく前進しました。

特に印象に残ったのは、コ・スンタクの祖父が科長の体に乗り移って命を救ったという衝撃の事実です。このシーンは、涙なしには見られませんでした。また、コ・スンタクが諦めずに患者の心臓を蘇生させたシーンは、彼の成長を感じさせ、感動しました。

一方で、チャ・ヨンミンの魂が消滅の危機に陥ったことは、今後の展開が気になります。コ・スンタクは彼を救うことができるのでしょうか?

つづく