愛のあとにくるもの 第1話 あらすじ/ネタバレ
出会い
物語は、ホンという女性が機に手紙を残して家を出るところから始まります。彼女は日本のある街を歩き、閉鎖された駅に立ち寄ります。2019年の回想シーンでは、ホンが東京行きの飛行機に乗っている様子が映し出されます。彼女は家を出たい、自分の人生を歩みたいと思い、友人のジフイを頼って日本にやってきました。
駅を出ようとした時、荷物が落ちてしまい、若い日本人の男性が拾い上げてくれます。友人のジフイが迎えに来て、その男性が2人の写真を撮ってくれます。2人は家に帰り、ホンはジフイに母親には日本に来ていることを伝えていないと打ち明けます。
翌日、その男性はバスの中で偶然ホンを見かけます。一方、ホンはアルバイトを探して、いくつかの店を訪れます。最後の店で、彼女は再びその男性に出会います。2人はアルバイトの座を争い、1日だけ働いて、より良い仕事を果たした方が採用されるという約束をします。
ある客がホンが外国人であることを理由に失礼な態度を取ると、男性はホンを庇い、客を追い払います。その日の終わり、ホンはアルバイトに採用されますが、男性は通りの向かいにあるフードトラックで働くことになります。その夜、ジフイとホンは状況について話し合います。ジフイは、ホンの故郷の友人であるミンジュンがホンに好意を持っていることも明かします。
絆
仕事中、ホンはフードトラックをじっと見つめており、スタッフに気づかれます。彼らはホンをホットドッグを買いにそこへ送ります。新人同士の2人は、翌日商店街の清掃を手伝うことになります。その最中、ホンは母親から電話を受け、自分が日本にいることを知ったと告げられます。母親はホンが就職を避けていると責め、その様子を男性が目撃します。彼はホンを仕事の後、一緒に飲みに行こうと誘い、ホンは承諾します。
2人はホンの状況について話し合い、ホンは愛する人が自分を理解してくれないと不満を漏らします。彼らは文学専攻であることで意気投合し、ホンはクレーンゲームに挑戦します。男性は自己紹介をし、青木潤吾と名乗ります。
帰り道、ホンはクレーンゲームで景品を手に入れたものの、そのキャラクターを手に入れることができなかったことに落胆します。純悟がそのキャラクターは永遠の愛を持っていると述べると、ホンは純悟に永遠の愛を信じているのかと尋ねます。彼はどこかにあるはずだと答えます。酔っ払ったホンは家へと走ります。
朝、ホンは純悟からクレーンゲームのためにいくら使ったのかを知り、恥ずかしさを感じます。公園を走っている最中、ホンは運命を信じていないとつぶやきますが、再び純悟に出くわします。彼は苦労して手に入れた、もう1つのキャラクターをホンに渡すために、朝早くから待っていたのです。その瞬間、ホンは運命を信じ始めます。2人は本格的に付き合い始め、春を一緒に過ごします。
再会
場面は5年後、2024年のソウルに移ります。ホンは純悟と別れてソウルに戻ってきたことが明らかになります。彼女はソダンブックスという出版社に就職し、出世を重ねます。ホンが仕事をしていた時、ミンジュンがケーキを持って現れ、母親の陰暦の誕生日であることを思い出させてくれます。ミンジュンとホンはしばらくの間付き合っているようで、ミンジュンは家族から将来の婿として見られています。
ホンの父親は、自分の通訳が来られなくなったため、翌日の通訳をホンに頼みます。ホンは渋々承諾します。翌日、ホンと彼女の同僚は空港へ向かい、笹江光裏という日本の作家を迎えます。ホンの驚きにもかかわらず、純悟が到著ゲートから姿を現します。
第1話の感想
『愛のあとにくるもの』の第1話は、ラブストーリーの始まりとして、興味深く、期待を持たせる内容でした。ストーリーはテンポが良く、主人公のホンと青木潤吾の出会いと絆が自然に描かれていました。
ホンのキャラクターは共感しやすいものでした。彼女は自分の夢を追いかけるために故郷を離れ、新しい環境で奮闘する若い女性です。彼女の決意と脆さ、そして純悟との出会いが、彼女の成長と変化を予感させます。
純悟は、穏やかで優しい性格の持ち主です。彼はホンを理解し、支えようとする姿勢が印象的でした。2人の関係は、お互いを尊重し、支え合うことで深まっていくことが期待されます。
第1話では、ホンの過去についても少し触れられており、彼女がなぜ日本に来たのか、そして故郷の家族との関係が今後のストーリーにどのように影響していくのか、気になるところです。
つづく