7人の脱出 第13話 あらすじ/ネタバレ
カン・ギタクはマシューの正体に疑念を抱いていた。老者の財産はイ・フィソのものだが、カン・ギタクに管理を任せたのは、彼の欲望を警戒したためだ。イ・フィソの金銭欲が強くなり、カン・ギタクがミン・ドヒョク襲撃現場で鰐の革の靴を見つけたこと、そしてクム・ラヒがマシューの赤い車を目撃したことで、疑念は深まった。イ・フィソは泳げないため、クム・ラヒと海に行くことはできない。カン・ギタクとクム・ラヒは協力し、マシューが実はKであることを突き止めた。Kはシム・ジュンソクの姿で人々を騙し、チヤとパン・チルソンの悲劇を引き起こした。彼の最終目標はミン・ドヒョクであり、方ダミではない。
カン・ギタクがマシューを逮捕しようとした時、部下に裏切られた。彼らはKの金と権力に魅瞭されていたのだ。マシューはカン・ギタクが裏切って金を持ち逃げしたとミン・ドヒョクに嘘をついた。ミン・ドヒョクはカン・ギタクの車にKの靴を見つけ、彼の忠誠を疑い始めた。カン・ギタクはKの地下牢に閉じ込められ、イ・フィソが復讐のために命を投げ出す覚悟だったことを語った。Kの貪欲とは対照的だ。マシューの言葉から、カン・ギタクはイ・フィソが生きており、Kの真の標的がミン・ドヒョクであることに気付いた。しかし、ミン・ドヒョクがKをそこまで卑屈にさせる理由は謎だった。
一方、悪人組はイ・フィソの転落死を喜び、危険が迫っていることに気づかなかった。ピョンヒはヤン・ジンモに、疑わしい男がハンナを訪ねてきたことを告げた。ヤン・ジンモは母娘を安全な場所に避難させたが、ク・ガンジェが彼らを追跡し、連れ去ってしまった。ヤン・ジンモは命がけで救出しようとしたが、Kの罠に陥った。Kは変声器を使ってヤン・ジンモの電話に出ることで、ハンナが自分の娘であることを確認した。ヤン・ジンモはハンナを救出できず、逆にKの手に渡してしまった。
マシューは悪人組を誘拐して懲らしめた。彼らはお互いを庇うため、クム・ラヒが黒幕だと主張した。クム・ラヒは娘を救うため、映画プロジェクトを再開し、聖燦グループの秘密の政治献金を暴露すると約束した。ミッシェルの記者会見の夜、クム・ラヒは大々的に計画を実行した。彼女はマイクを奪い、方ダミの母であることを明かし、映画を使って娘のために正義を貫くと宣言した。聖燦グループを糾弾する内容だった。しかし、クム・ラヒの忠誠心はカン・ギタクだけに向いていなかった。彼女は既にマシューにカン・ギタクの計画を漏らしていた。
記者会見でクム・ラヒは、マシューの指示通りに行動し、彼の信頼を得た。カン・ギタクは苦労の末、マシューの自宅から脱出し、本物のイ・フィソを見つけ出した。しかし、闇闇が彼の脱出を阻んだ。幸い、ミン・ドヒョクが目覚めてマシューを探しているうちに、無意識のうちに闇闇を解除し、カン・ギタクは脱出することができた。しかし、ミン・ドヒョクの行方がわからず、ヤン・ジンモに助けを求めた。しかし、クム・ラヒは既に二人のつながりを察知しており、カン・ギタクを捕らえてマシューに引き渡した。カン・ギタクは橋から落とされ、生死不明となった。
第13話の感想
第13話は、衝撃の展開が続く怒涛のエピソードでした。カン・ギタクの疑念が的中し、マシューの正体がKであることが判明したことは大きな驚きでした。また、ミン・ドヒョクがKの策略に嵌り、カン・ギタクを疑い始めてしまったことも今後の展開に大きな影響を与えそうです。
一方、悪人組はKの魔の手から逃れることができず、窮地に追い込まれてしまいました。ヤン・ジンモの奮闘も虚しく、ハンナはKに連れ去られてしまいました。聖燦グループの秘密が明らかになる記者会見は、クム・ラヒの思惑通りに進みましたが、彼女の真の目的がまだ謎に包まれている点は気になります。
第13話は、多くの謎を残したまま幕を閉じました。カン・ギタクは生き延びることができたのか、ミン・ドヒョクはKの罠から逃れることができるのか、そしてクム・ラヒの真の目的とは何なのか、今後の展開がますます楽しみです。
つづく