ユースティティアはハン・ダオンに会うと突然胸に激痛が走り、倒れてしまいます。ハン・ダオンはすぐに彼女を病院へ連れて行きますが、検査の結果、異常なし。ユースティティアはますます困惑します。ハン・ダオンはユースティティアを家まで送りますが、地下室に住むおばあさんから二人に不吉な警告を受けます。一緒にいると良くないことが起こる、と。
その後、ユースティティアはグレモリーの元へ向かいます。ハン・ダオンは彼女の意図を疑い、後をつけますが、ユースティティアはうまく撒いてグレモリーと合流。グレモリーは、サタンと失われたケイレンを探すための悪魔の集会にユースティティアを誘います。ユースティティアはサタンを探すことに意味を見出せなくなっていましたが、グレモリーの説得により、彼らの苦しみを終わらせるため、集会に参加することに同意します。
集会で、なんとハン・ダオンが現れます。ユースティティアは危険な場所だと、彼に早く帰るように促します。会の長はハン・ダオンにサタンを見たことがあるか尋ねますが、ユースティティアはとっさに彼が新参の悪魔で何も知らないと説明します。長はハン・ダオンにサタンの話をし、自分たちが定期的に孤独な老人にお弁当を配っていることを明かします。ユースティティアとハン・ダオンはこの活動に参加することにします。
配達中、ユースティティアは怠けて休憩しますが、ハン・ダオンは一人で続けます。長がある老人を助けている時、感動して涙を流しますが、ハン・ダオンに秘密を知られてしまうことを心配します。ハン・ダオンは誰にも言わないと約束し、長は少し安心します。
同じ頃、警察は連続殺人犯 ヤン・スンビンを逮捕。ヤン・スンビンは一家3人を殺害したことを自白します。キム組長はハン・ダオンにこれ以上事件に関わるなと忠告しますが、ハン・ダオンは犯人を捕まえようと諦めません。取調べ中、ヤン・スンビンは臆病な人格、凶暴なク・ドウァン、怯える子供 キム・ジョリュルなど、多重人格の兆候を見せます。警察は精神鑑定を申請せざるを得なくなります。
ヤン・スンビンの状況を知ったユースティティアは、部下に詳細を調べさせます。事件に近づくため、協議法廷への異動を希望します。裁判中、ヤン・スンビンはユースティティアに襲いかかり、審理は中断。その後、ユースティティアはヤン・スンビンを殺そうとしますが、ベッドの下に隠れていたハン・ダオンに阻止されます。ハン・ダオンに足を掴まれ、未遂に終わります。
第5話の感想
第5話は、サスペンスとミステリー要素がさらに深まり、今後の展開がますます気になるエピソードでした。ユースティティアの胸の痛みや、老女の不吉な予言など、謎めいた出来事が続き、緊張感が高まります。ハン・ダオンへの想いを自覚しつつも、悪魔としての使命との間で葛藤するユースティティアの姿が印象的でした。
特に、悪魔の集会でのやり取りは緊迫感がありました。ハン・ダオンが偶然にもその場に現れ、正体がバレそうになる場面は手に汗握る展開。ユースティティアの機転で何とかごまかすものの、いつまで隠せるのか不安になります。また、集会の長が涙を流すシーンは、悪魔にも人間的な一面があることを示唆しており、彼らの存在について考えさせられました。
つづく