女神降臨 第10話 あらすじ/ネタバレ

ついに待ちに待ったデートを迎えたイム・ジュギョンとイ・スホ。しかし、デート場所はまさかのスホの家だった。しかも、ジュギョンの父もそこに居候していたのだ。秘密を守るため、父はソファの下に隠れて、娘の幸せな時間をそっと見守る。しかし、ロマンチックなムードが最高潮に達し、2人の唇が触れようとした瞬間、父の大きな手がスホの足を掴んでしまった。気まずさと驚きの中、父娘は母には内緒にすることに決めるが、父は結局叱られてしまう。

翌日、ジュギョンは親友のカン・スジンに恋を打ち明けようとするが、スジンは先にスホへの想いを告白。ジュギョンは友情と恋の間で迷うだろうと自信満々に語る。スジンの積極性に戸惑ったジュギョンは、体調不良を理由に勉強会を欠席してしまう。

夜になると、王子漫画店でのスホからの誘いが、ジュギョンの心を温かく照らす。彼の優しさと思いやりに、ジュギョンは感動する。

一方、ジュギョンのカフェでのアルバイト生活は続く。同僚のソジュンは、彼女の悩みを察する。帰りのバスの中で、ソジュンは独特な方法でジュギョンに心の葛藤と向き合うよう励ます。友情を選ぶべきだと主張する一方で、スホの対応に不満を漏らし、ジュギョンに不必要な苦しみを与えていると指摘する。最終的にソジュンは、ジュギョンを1人にはしないと約束し、優しい一面を見せる。

夕食時、突然の「家族の集まり」で空気が微妙になる。ジュギョンの母はソジュンを熱心に誘い、スホも父に連れられて家に来る。4人は食卓を囲むが、無言の時間が続き、気まずい空気が漂う。食後、台所でソジュンとスホが口論になり、ジュギョンの幸せを巡って殴り合いになるが、最終的には母の餃子で和解し、複雑な気持ちを抱えたままそれぞれが家路につく。

学校に戻ると、ジュギョンとソジュンの合作イラストがカップル写真だと誤解され、クラスメイトの間で話題になる。スホは嫉妬心を募らせるが、それを表に出すことはできない。さらに、スジンとスホをくっつけようと考えるスアが、ジュギョンとソジュンが「お価合い」だと発言し、誤解を深めてしまう。

一方、スジンの策略は静かに展開される。彼女はスホの家を戦場として利用し、電話とSNSを巧みに操ってジュギョンにプレッシャーを与える。スジンの挑発により、ジュギョンとスホの関係はこれまで以上に試されることになる。スホは嫉妬からジュギョンにカフェでの仕事を辞め、ソジュンとの関係を断つように要求する。この要求にジュギョンは怒りと無力感を覚え、2人の会話は不発に終わり、スホは落胆した気持ちで家路につく。

この回では、愛と友情の境界線が曖昧になり、それぞれの心に隠された秘密と葛藤が明らかになる。ジュギョンとスホの恋路は、より多くの未知数と試練に満ちている。

第10話の感想

第10話は、複雑な感情が渦巻く回だった。イム・ジュギョンとイ・スホの恋は、新たな試練を迎えた。スホの嫉妬心とスジンの策略が、2人の関係に闇い影を落とす。

ジュギョンは、スホへの想いと友情の間で揺れ動く。スジンの告白に戸惑い、ソジュンからの励ましに心が揺れる。スホの要求に怒りを覚える一方で、彼の愛情も感じている。

スホは、ジュギョンへの想いが強くなるにつれて、嫉妬心が募る。スジンの存在を脅威に感じ、ジュギョンに無理な要求をしてしまう。彼の行動は、ジュギョンを傷つけてしまう結果となった。

スジンは、スホへの想いを隠さず、ジュギョンとの友情を顧みずに策略を展開する。ジュギョンを追い詰めることで、スホの心を手に入れようとする。

つづく