キム 秘書はいったい、なぜ? 第15話 あらすじ/ネタバレ

キム・ミソとイ・ヨンジュンの心は、突然の“試練”によって激しく揺れ動きます。キム父はヨンジュンを呼び出し、賑やかな屋台で酒を酌み交わしながら、求婚の軽率さを指摘し、改めてやり直すように要求します。ヨンジュンは躊躇することなく承諾し、キム・ミソを一生守るという真摯な誓いを立てます。その言葉に笑顔を見せたキム父は、ヨンジュンを婿として受け入れます。

一方、キム・ミソは電話が鳴り止まないのにヨンジュンからの連絡がなく、心配で焦っていました。しかし、酔っ払った2人が笑いながら帰宅する姿を見て、安堵の表情を浮かべます。ヨンジュンを父親に飲ませすぎたことを少し責めながらも、2人の間に芽生えた深い絆を感じ、思わず口角が緩みます。

翌朝、二日酔いのヨンジュンは体調不良ながらも、未来への希望に満ちていました。キム・ミソが手作りした解酒スープを持ってきてくれて、2人の間の小さなハプニングが愛情を深めるきっかけとなります。ヨンジュンは冗談交じりに自分の“失態”を説明しますが、完璧なイメージを壊そうとする姿にキム・ミソは苦笑いを浮かべます。

求婚という難題に直面したヨンジュンは、様々な方法を模索し、ラスベガスまで行く大胆な計画を立てますが、キム・ミソの即答で断念します。オフィスでは、ヤン秘書とフォン課長の秘密の恋が芽生え、キム・ジアは酔った勢いでコ・グィナムへの想いを告白します。結果は葉いませんでしたが、愛の多様性と勇気を示唆します。

偶然の機会に、ヨンジュンはキム・ミソとその友人たちの本音を聞いて、インスピレーションを得ます。彼は改めて本当のロマンとは何かを見つめ直し、2人だけのシンプルで温かいプロポーズを計画します。

月明かりが降り注ぐ夜、ヨンジュンはキャンドルとキャンディーで飾られた空間で、キム・ミソへの愛情と理解を細部にまで表現します。そして、自分で作った子守唄を歌いながら、純粋で深い愛情を込めて再び永遠の誓いを立てます。涙を浮かべたキム・ミソは快諾し、2人は愛の証のもとに固く抱き合い、幸せな未来への扉を開きます。

この瞬間、すべての努力と待ち焦がれた時間は、最も甘い実を結びました。真の愛は華やかな演出ではなく、2つの心の誠実な向き合いだけで十分であることを証明しました。

第15話の感想

第15話は、キム・ミソとイ・ヨンジュンの関係に大きな進展が見られる回でした。これまで完璧なイメージを維持してきたヨンジュンが、酔っ払って本音を吐露する姿や、プロポーズの計画に悩む姿など、人間らしい一面を見ることができました。また、キム・ミソもヨンジュンへの愛情を再確認し、2人の絆がさらに深まったと感じました。

特に印象的だったのは、ヨンジュンがキム・ミソのために作った子守唄のシーンです。普段はクールなヨンジュンが、温かいメロディーと歌詞でキム・ミソへの愛を表現する姿は、とても感動的でした。また、酔っ払ったキム・ミソとその友人たちの本音を聞いて、ヨンジュンが本当のロマンとは何かを見つめ直す姿も、彼の成長を感じさせるものでした。

つづく