キム秘書はいったい、なぜ? 第5話 あらすじ/ネタバレ

イ・ヨンジュンの突然の告白に、キム・ミソの心は戸惑いと驚きでいっぱいだった。真面目を問いただすと、彼は「小説の台詞だ」と笑い飛ばす。気まずい雰囲気を払拭するため、キム・ミソはインスタントラーメンを作り、2人で一緒に食べる。最初は渋っていたイ・ヨンジュンも、その味に満足げな表情を浮かべる。

夜、キム・ミソは姉とフライドチキンとビールを楽しむ。姉はイ・ヨンジュンの訪問について尋ね、インスタントラーメンを振る舞ったことを「親密なサイン」と指摘する。キム・ミソは、インスタントラーメンが2人にとって特別な意味を持つようになったことに気づく。

翌朝、イ・ヨンジュンはキム・ミソを車で会社まで送ろうとする。慌てていたキム・ミソは転倒しそうになり、イ・ヨンジュンに抱きかかえられる。彼は丁寧に車に乗り込むのを手伝い、朝食まで用意してくれる。会社では、イ・ヨンジュンの態度が大きく変わり、従業員にも積極的に挨拶をするなど、今までとは違う雰囲気を醸し出す。

包帯交換の際、キム・ミソはイ・ヨンジュンの心臓の鼓動を近くで感じ、2人の距離が縮まったことを実感する。さらに、ケガをしたキム・ミソにイ・ヨンジュンが優しく手当てをする姿を見て、彼女の心は揺れ動く。

一方、イ・ヨンジュンの母は2人の仲の悪さを心配し、イ・ソンインに兄としての責任を果たすよう責める。作家として活躍するイ・ソンインは、キム・ミソが花アレルギーであることに気づき、連絡先を手に入れる。

告白を計画するイ・ヨンジュンは、周囲に相談するが、奇抜なアドバイスばかりで困り果てる。最終的に、彼はロマンチックな場所でキム・ミソに気持ちを伝えようと決意する。しかし、イ・ソンインの突然の出現により、計画は頓挫してしまう。

誤解が重なり、キム・ミソはイ・ヨンジュンがわざと本を奪い、イ・ソンインとの会話を邪魔したと思い込む。2人の関係は悪化し、イ・ヨンジュンは謝りたい気持ちを持ちながらも、プライドが邪魔をして口を開けない。キム・ミソも真相を知らずに不満を募らせ、2人は冷戦状態に陥る。

コ・ギナムが誤解を解くためにキム・ミソに真相を明かし、彼女はイ・ソンインがイ・ヨンジュンの兄であることを知る。そして、イ・ヨンジュンの行動の裏に複雑な感情が隠されていたことに気づき、誤解を解く。

和解を祝う特別な夕食で、イ・ヨンジュンはキム・ミソへの特別な想いを伝え、彼女の存在が仕事に集中できないほど大切に思っていることを告白する。キム・ミソは複雑な気持ちを抱えながらも、イ・ヨンジュンに対する自分の気持ちも変化していることに気づく。2人は温かい雰囲気の中で心を通わせ、新たな恋の旅が始まる。

第5話感想

第5話は、キム秘書とイ・ヨンジュンの関係に大きな進展が見られた回でした。イ・ヨンジュンの唐突な告白に戸惑うキム秘書でしたが、彼の優しさに触れて心が揺れ始めます。インスタントラーメンを一緒に食べたり、車で会社まで送ってもらったりと、少しずつ距離が縮まっていく様子が微笑ましく描かれていました。

一方、イ・ヨンジュンの兄であるイ・ソンヨンの登場によって、物語は複雑な展開を見せます。キム秘書とイ・ソンヨンが偶然出会うシーンは、今後のストーリーに大きな影響を与えそうです。また、イ・ヨンジュンの母親が2人の仲を心配する姿も印象的で、家族の温かさを改めて感じさせられました。

誤解によって一時的に険悪なムードになった2人でしたが、コ・ギナムの助けによって無事に和解。特別な夕食で、イ・ヨンジュンはキム秘書への想いを改めて伝え、2人の関係は新たなステージへと進みます。

つづく