キム秘書はいったい、なぜ? 第8話 あらすじ/ネタバレ

イ・ヨンジュンはキム・ミソに、彼女のすべてを受け入れると約束し、失われた記憶を取り戻すよう励まします。夜が訪れ、二人はリゾートに戻ると、ミソはヨンジュンがキスを拒否した理由を直接尋ねます。ミソは、それが彼の悪夢と関係があると鋭く感じ取ります。ヨンジュンは、幽霊の仕業だと冗談を言ってごまかします。

夕食時、リゾート内は温かい雰囲気に包まれます。ポン課長はヤン秘書を気遣い、羨ましがられます。ヨンジュンとミソが戻ると、テーブルの上の料理はすでに空っぽで、インスタントラーメンだけが残っていました。二人は顔を見合わせて笑い、このシンプルな夕食を楽しく分け合います。

夜遅く、ミソがベッドに横になると、ヨンジュンからメッセージが届きます。彼はミソに良い夢を見るように祈ると同時に、夢の中に自分の姿を入れてほしいと冗談を言います。この繊細な気遣いに、ミソの心は温まります。

翌朝、ヨンジュンは重要な会議に出席するため、早起きします。ミソは同行したいと申し出ますが、ヨンジュンは優しく引き留め、戻ってきたらサプライズがあると約束します。ヨンジュンは契約に成功すると、パク社長に大量のバーベキュー食材を購入させ、前日の失敗を挽回しようとします。

チームビルディングの終わりに、ミソは精心して著飾り、ヨンジュンの家に到著します。ドアを開けると、ヨンジュンは慌ててバーベキューを焼いているところです。出来栄えはイマイチですが、その気持ちにミソは感動します。結局二人はピザの出前を注文し、夕食を楽しみます。食事中、ヨンジュンは再びミソに近づこうとしますが、心の影に阻まれてしまいます。その気まずい雰囲気は、突然部屋に入ってきたパク社長によって中断され、ミソは慌ててその場を去ります。

ミソはヨンジュンの態度に困惑しますが、パク社長が謝罪に訪れ、誤解を解きます。ミソはヨンジュンの足首の傷跡の由来を尋ねますが、パク社長も詳しいことはわかりません。

一方、ヨンジュンは仕事中に何度も気が散り、ミソとのキスが成功しなかったことが頭から離れません。また、ソル秘書の小さな心が、ポン課長とヤン秘書の間の誤解を招き、オフィスに笑いを提供します。

イ・ソンインは、ミソと自分の幼い頃のつながりを知り、複雑な気持ちになります。彼は読書会にミソを招待することで彼女に近づこうとしますが、ヨンジュンの心の秘密を偶然明らかにしてしまいます。二人は幼い頃に約束をしていたことがわかり、ヨンジュンはそれをずっと忘れることができなかったのです。

パク社長の励ましを受けて、ヨンジュンはミソに心を開くことを決意しますが、真実の重さに躊躇します。ミソは夢の中で再び恐怖の記憶に遭遇し、目が覚めたときにヨンジュンからのメッセージと焦がしキャラメルのプレゼントを受け取ります。この深い愛情に、ミソは感動して涙を流します。

書店オープニングセレモニーで、ヨンジュンとミソは肩を並べて歩き、互いに支え合います。しかし、イ・ソンインの出現がこの調和に影を落とします。ソンインの告白に、ミソは断固として拒否し、ヨンジュンへの気持ちを伝えます。二人は誤解が解けたことで、ついに心の恐怖を克服し、深い抱擁を交わし、幸せな未来を迎えます。

第8話の感想

第8話は、キム秘書とイ・ヨンジュンの関係に大きな進展があった回でした。ヨンジュンは、キム秘書が失った記憶を取り戻すことを応援し、彼女のすべてを受け入れると約束します。また、キム秘書は、ヨンジュンの悪夢と彼のキスを拒否した理由の関係に気づきます。

二人の関係は、誤解や過去の傷によって複雑なものになっていますが、互いへの思いは徐々に強くなっています。ヨンジュンの、キム秘書への愛情と、彼女を守りたいという強い気持ちが伝わってくる回でした。

一方、イ・ソンインの登場は、二人の関係に新たな波紋を投げかけます。ソンインは、キム秘書と幼い頃に深い関係があったことが明らかになります。ソンインの登場によって、ヨンジュンとキム秘書の過去が明らかになり、二人の関係は大きく変わっていくことになりそうです。

つづく