キャスト/登場人物一覧
ソ・フィ 役
ヤン・セジョン
名將の息子でありながら、父の死によって蔑まれてきたソ・フィ。かつてはナム・ソノと親友であったが、後に敵対する。父譲りの武芸の腕を持ち、頑固な性格。病弱な妹を養うため、武官になろうと決意する。當初は國家の大義よりも武官の俸祿を重視していたが、ヒジェに出會って考えを改める。ヒジェとの幾度もの出會いの中で徐々に愛情が芽生え、深く彼女を愛するようになる。
ヤン・セジョンは、1992年12月23日生まれの韓國出身の俳優です。 その演技力は高く評価されており、様々な役柄に挑戦し続けています。
ナム・ソノ 役
ウ・ドファン
本作の悪役。元々はソ・フィの親友だったが、後に敵対する。武官であり、名門の庶子。優れた洞察力と文武両道の才能を持つ。しかし、母が奴婢出身であるため、身分が認められず、権力を渇望している。重要な局面では友人をすぐに犠牲にする冷酷な一面も。ヒジェに想いを寄せており、彼女に自分の気持ちを伝えている。
ウ・ドファンは、端正な顔立ちと高い演技力で注目を集める韓國の俳優です。多彩な役柄をこなし、作品ごとに異なる魅力を放つカメレオン俳優として知られています。
ハン・ヒジェ 役
ソリョン
幼い頃から、権力者たちの情報が集まる妓樓「梨花樓」で育った聡明で勇敢な女性。父親を知らず、妓生である母親に育てられた彼女は、腐敗した高麗の現狀に絶望している。しかし、沈黙を選ぶことなく、壁書を使って自らの意見を表明していく。ソ・フィと幾度も出會い、共に過ごす中で次第に愛情が芽生え、深く彼を愛するようになる。
ソリョンは、1995年1月3日、韓國ソウル特別市生まれの女優、歌手。身長167cm。人気ガールズグループAOAのメンバーとして2012年7月に「Elvis」でデビュー。その美貌と才能で、瞬く間に注目を集めました。
イ・バンウォン 役
チャン・ヒョク
文武両道に秀でた才能を持ち、その能力ゆえに父や周囲の人々から嫉妬の目を向けられています。物語の序盤では、軽薄な印象を與えますが、実際は內に秘めたる野心を持つ策略家です。物語が進むにつれて、真の指導力と戦略的思考を徐々に表し、宮廷內の権力闘爭に積極的に身を投じていきます。
イ・ソンゲ 役
キム・ヨンチョル
朝鮮王朝を開いたイ・ソンゲ。彼は賢明な將軍としてではなく、冷徹な政治家として描かれています。野心と冷酷さを併せ持ち、目的のためには親情も道徳も犠牲にする男。罪人たちを先鋒に送り込み、後には秘密裡に抹殺を命じるなど、その非情さは、権力への飽くなき渇望を物語っています。
家族、特に息子たちにも厳しく、彼らを事業の駒としか見ていませんでした。これが、後に息子・イ・バンウォンとの確執を生む一因となります。
政治においては、類まれな戦略家としての一面を見せます。後継者には、有力な五男・イ・バンウォンではなく、八男を選び、一族內の爭いを誘発。ナム・ジョンとイ・バンウォンの対立も巧みに利用し、自らの地位を盤石なものとします。
ナム・ジョン 役
アン・ネサン
ナム・ジョンは、ソノの父であり、ソノをイ・ソンゲの側近に留める計畫を立案・実行し、ソノが武科試験に合格した後、彼を実の息子のように思い、権力に関する助言を惜しみませんでした。
幼い頃から兄と弟の間で劣等感を抱いていたナム・ジョンは、狀況判斷に長け、成功のためには手段を選ばない人物です。
ソ・ヨン 役
チョ・イヒョン
フィの妹。7歳の時、父親の死を目撃したことがきっかけで、てんかんを発症する。
フィが兵役に連行される際、発作を起こすが、ソノに助けられる。しかし、発作時に頭を強く打ち、記憶を失ってしまう。
第9話で記憶を取り戻し、収容所から脫出。フィ、ソノ、ヒジェと共に多くの人々の助けを得て逃亡するも、目前で自由を摑みかけたその時、ナム・ジョンの兵士に撃たれ命を落とす。