ウンサンはグムアにナムチョルを好きになり、既に関係を持ち、一緒にアパートも借りていると告げ、ナムチョルを自由にしてほしいと迫りました。グムアは信じられない思いで家に帰り、ナムチョルを問い詰めたい衝動に駆られますが、父親が会社も家庭もナムチョルなしではやっていけないと言っていた言葉を思い出し、踏みとどまります。

一方、ずぶ濡れになったウンガンに、パダはチャウォンのゴルフウェアを貸します。パダは依然としてウンガンの初恋相手が気になりますが、チャウォンは気にしないように言います。ジョンヒはパダにウンガンを夫婦の傍に置かないよう怒ります。ウンガンはウンサンに何が起こったのか尋ねますが、ウンサンは答えず仕事に行ってしまいます。ナムチョルはウンサンに話をしようとしますが、ウンサンは無視します。

パダはウンガンのバッグの中にウンガン、チャウォン、ミボンの3ショット写真を見つけます。ウンガンは遊園地で撮った写真で、パダに渡すのを忘れたと言います。チャウォンがパダを食事に誘いに来た際、ミボンはウンガンにも来るように尋ね、ウンガンを家族の一員だと思っている様子を見せます。パダは慌てて否定します。その後、ウンガンはこっそりパダの家に忍び込み、チャウォンの香水を嗅ぎますが、チャウォン一家が帰宅したため、香水をこぼしてしまい、慌てて片付けて逃げ出します。夜、パダがチャウォンに愛を囁きますが、チャウォンはウンガンのことを思い出し、疲れていると告げます。パダは病院に行くように勧めますが、チャウォンは断ります。

グムアはナムチョルをレストランに呼び出し、ウンサンから話を聞いたことを伝え、怒りを露わにします。しかし、全て自分が招いたことだと考え、ナムチョルに関係を終わらせるよう頼み、知らないふりをすると言います。そして、お金を渡し、ウンサンを追い払うように指示し、父親には知られないように口止めします。ナムチョルはウンサンにどうしたいか尋ねると、ウンサンは離婚を要求します。

パダは果物を買って義母の家を訪ねますが、バンスクと口論になり、ウンガンがバンスクを「お母さん」と呼ぶ声を聞いたような気がします。チャウォンに伝えますが、聞き間違いだろうと言われます。

ミボンが寝ている間に、ナ・ゴンジュはミボンのウサギのぬいぐるみ「圓圓」を捨ててしまいます。デボンはムルサンと市場に行き、買い物を手伝いますが、バンスクとウンガンに遭遇しそうになります。帰宅したミボンは圓圓がいないことに気づき、大泣きします。ウンガンは圓圓を探し回り、ついに同じぬいぐるみを見つけ、坡州まで買いに行き、ミボンに渡します。チャウォンはウンガンに感謝します。

パダはパーティーに参加し、ギハンと再会します。酔ったパダをギハンが背負って家まで送ると、チャウォンは激怒します。パダは一生懸命働いて家計を支えていると仮論しますが、チャウォンは父親の借金を返済しているだけだと突き放します。

ウンガンはナムチョルからウンサンへのメッセージを見つけ、ウンサンを尾行してアパートまで行きます。ナムチョルもやってきて、今日で関係を終わらせると告げますが、ウンサンは受け入れられません。そこにグムアが現れ、二人の不貞を罵り、ウンサンを平手打ちします。ウンサンが言い返すと、ナムチョルはグムアを突き飛ばし、グムアは頭を打ち、悲しみに暮れながら逃げ出します。デグンの車に乗り込み、デグンも涙を流します。

第12話 感想

第12話は、主要人物たちの複雑な関係性がさらに深く描かれ、物語の緊張感が高まるエピソードでした。特に、ウンサン、ナムチョル、グムアの三角関係は、ついに破局へと向かう兆しを見せ、見ているこちらも息を呑む展開でした。ウンサンの行き過ぎた行動は、もはや見ていられないほどですが、それでも彼女が抱える苦悩や孤独感も感じられ、複雑な気持ちになります。グムアの怒りや悲しみも理解できますし、ナムチョルの優柔不断さも、事態を悪化させている要因の一つと言えるでしょう。

一方、ウンガンとチャウォン、パダの物語も、静かに、しかし確実に変化しています。ウンガンの健気な優しさは、時に危うさを感じさせますが、それがかえってチャウォン一家を揺さぶっているようにも見えます。ミボンとの心温まる交流や、圓圓を探し出す場面は、ウンガンの純粋さを改めて感じさせ、視聴者の心を掴みます。しかし、チャウォンとパダの夫婦関係は、ウンガンの存在によって少しずつ歪み始めているようにも感じられ、今後の展開が不安になります。

つづく