ウンガンは何も答えず、夜、チャウォンはパダと愛を交わしたいと思ったが、パダは仕事に夢中だった。チャウォンはコンドームをつけるのを忘れ、パダにベッドから蹴り落とされた。ウンガンもテギと親密になりたかったが、テギに拒絶され、ベッドから突き落とされてしまう。ウンガンは家を飛び出し、服を脱ぎ捨てて泳ぎに行った。チャウォンもまた、家を出てお酒を飲んでいたところ、ウンガンの姿を見てすぐにその場を去った。

翌日、チャウォンとパダはウンガンとテギを家まで送った。ウンガンはテギに謝罪したが、テギは約束があるとだけ言って去ってしまった。ナムチョルはウンサンを職場まで送り、お昼に食事が届くことを伝えたが、ウンサンはそれを断り、代わりに別の約束を果たせるか尋ねた。

テギが仕事に就くことになり、ウンガンは彼の家を訪ねてお祝いをした。テギはウンガンに、自分が公務員になったからといって仕事探しをやめてはいけないと言い、ウンガンはいつ自分の家に来るのか尋ねた。テギは、ウンガンが結婚のことばかり考えていると非難した。

パダは夫の実家を訪ねた。義父のムルサンは、同姓の孫に財産を残したいと言い、男の子を産むよう望んだ。それをナムチョルと息子のチ・ウンが聞いてしまい、チ・ウンは母に自分が池姓であることを謝った。義母のナ・ゴンジュはパダを叱りつけ、結婚詐欺だと罵った。グムアが間に入り、母に嫁を責めないよう言った。家に帰ったパダは、チャウォンに次回からはミボンを一人で連れて実家に来るように言った。

ナムチョルは妻のグムアに、子供の誕生日を祝うために一人で実家に行ってもいいと言ったが、グムアは様々な言い訳をした。ナムチョルは外に出てお菓子を食べようとしたが、ムルサンが水を飲みに出てきてしまい、ナムチョルは仕方なく外で食べることになった。

ウンガンは、テギが公務員試験に合格したことを両親に報告した。両親は大喜びで、早くテギを家に連れてきて結婚するように言った。母のヤン・バンスクは父のチョ・デボンにタクシーでレストランまで送ってくれるように頼んだが、デボンは客を迎えに行くと行ってデグンを乗せて出て行ってしまった。

ウンガンとパダはVIP顧客にネックレスを届けに行った。顧客はウンガンに嫌味を言い、ウンガンは不機嫌になった。パダはウンガンを慰め、婚約指輪をプレゼントすると約束した。

テギは、友人がキャビンアテンダントとお見合いをすることになり、彼女が怒っていることを知ると、代わりに自分が行くと申し出た。そして車と革靴を買い、夜、お見合いに向かった。ウンガンはテギの家の前で待っていたが、彼は帰ってこなかった。テギはレストランでキャビンアテンダントとキスをしていた。ウンサンは、ウンガンが都合のいいように使われているのに、別れを恐れていることを指摘し、ウンガンは激怒した。

ムルサンは妻を探しているうちに、ナムチョルが経理担当者を解雇したことを知り、会社に怒鳴り込んでナムチョルを叱責した。さらに、妹のナンスンがお金を受け取ったのにまだ礼を言っていないと言い、ナムチョルは慌てて妹に電話をかけた。

パダは母を訪ねた。母は、父が亡くなってから、アメリカに住む息子が帰ってこないと嘆いた。パダは帰る途中で兄に電話をかけ、早く帰るように言ったが、兄は電話を切られた。家に帰ると、義母のナ・ゴンジュが家に来ていて、家事も顔色を伺うこともできないと罵られた。パダは部屋に閉じこもり、ナ・ゴンジュは怒ってチャウォンに早く帰るように言った。

ウンサンはコピー用紙がないことに気づき、文具店に買いに行った。イヤホンで電話をしながら歩いていたところ、作業員が大きな円筒を倒してしまい、それがウンサンの方へ転がってきた。ナムチョルはウンサンを突き飛ばし、腰を痛めた。

デボンは中学時代の同級生を妻のバンスクのレストランに連れてきた。同級生は、二人はもう少しで結婚するところだったと話した。バンスクは激怒し、二人を追い出した。

ナムチョルは家に帰り、妻のグムアに温湿布をしてくれるように頼んだが、グムアはドラマに夢中で、息子のチ・ウンが温湿布をしてくれた。ナムチョルは胃が痛いと言い、グムアに瀉血をしてくれるように頼んだが、グムアは病院に行くように言った。翌日、ウンサンはナムチョルに湿布と胃薬を買い、瀉血をしてあげた。

テギはデートを終えて帰宅するとウンガンと鉢合わせた。ウンガンは彼が車とブランド物の靴を買ったことに気づき、激怒した。テギは、しばらく会わない方がいいと言い、ウンガンと一緒にいると息苦しいと告げた。ウンガンは家に帰り、チャウォンのことを思い出し、ハイヒールを買って病院へ会いに行った。

第2話 感想

第2話は、それぞれのカップルが抱える問題がより鮮明になり、見ていて息苦しくなるような展開でした。中でも、ウンガンとテギの関係は危機的状況と言えるでしょう。テギの公務員合格というおめでたい出来事の裏で、二人の気持ちはどんどんすれ違っていきます。ウンガンは結婚を焦り、テギはそれにプレッシャーを感じている様子。テギが友人の代わりにキャビンアテンダントとお見合いに行き、キスまでしてしまうシーンは衝撃的でした。ウンガンの気持ちを考えると胸が痛みます。一方、パダとチャウォンも、子作りをめぐる意見の相違や、姑からのプレッシャーなど、問題山積みです。チャウォンは避妊に無頓著で、パダの気持ちを理解しようとしていないように見えます。義母のナ・ゴンジュの言動も辛辣で、パダが追い詰められていく様子が見て取れます。

ナムチョルとウンサンの関係は、まだ大きな進展はありませんが、ナムチョルがウンサンを気遣う様子が少しずつ描かれています。コピー用紙を買いに行ったウンサンを事故から守るシーンは、ナムチョルの優しさが垣間見えました。今後の二人の関係の変化に期待したいです。

つづく