第3話、パク・ジュンソの遺言状が開封され、保険金受取人がチャン・ジェギョンとオ・ユンジンであることが明らかになり、一同は驚愕する。パク・ジュンソの言葉「全てを元に戻す」の意味が分からずに悩むチャン・ジェギョン。チヨンに会うと、オ・ユンジンは保険証券を隠し、真相究明のためパク・ジュンソの遺体解剖を提案するが、チヨンは泣き崩れ、とても受け入れられる状態ではなかった。

ウォン・ジョンスとパク・テジンは、パク・ジュンソが生前に保険に加入していた件で口論となる。検事であるウォン・ジョンスが事前に気づかず、皆の前で遺言状を読み上げたことで、チャン・ジェギョンに容疑がかかってしまったとパク・テジンは責める。ウォン・ジョンスは解剖を阻止することが先決だと考える。サンウィたちは、自分たちを避けて会議をしている二人に不信感を募らせる。そして、ウォン・ジョンスはイ・ミングクも保険金受取人だと知り驚き、チャン・ジェギョンもまた、その事実に驚く。

ホ・ジュソンからイ・ミングクに関する情報を聞き出すチャン・ジェギョン。オ・ユンジンが保険の件に興味を示していることに気づき、問いただすと、オ・ユンジンは書類を見たことを認めるが、悪びれる様子はない。その後、チャン・ジェギョンはその場を去る。パク・テジンはチヨンに挨拶をするも、冷たくあしらわれる。

チャン・ジェギョンはチヨンを説得し、解剖に同意させようとするが、パク・テジンは仮対する。警察がチヨンを事情聴取のため連行し、パク・テジンはチヨンに保険金受取人であることを伝え、「金目当てだろう」と誤解させ、チヨンを追い詰める。チャン・ジェギョンもまた警察に連行され、遺言状の内容を事前に知っていたか問われ、殺人容疑をかけられる。チヨンは信じられない様子で二人を見つめる。

チャン・ジェギョンの解剖への積極的な姿勢を警察は不審に思うが、チヨンは熟慮の末、解剖に同意する。パク・テジンは阻止しようとするが葉わず、ウォン・ジョンスはパク・テジンのやり方に激怒する。そして、遺体の解剖が始まる。

パク・ジュンソの葬儀にチャン・ジェギョンは姿を現さない。オ・ユンジンはこの一件には何か裏があると確信し、真相を探ろうとする。警察は麻薬常習者を二人逮捕し、チャン・ジェギョンは尋問から新型麻薬の強力な効果を知る。オ・ユンジンは娘と暮らしたいという思いを口にする。麻薬の恐ろしさを知ったチャン・ジェギョンは、銃の返却を上司に迫られる。イ・ミングクを捜索するも見つからず、禁断症状に苦しむチャン・ジェギョン。オ・ユンジンはチャン・ジェギョンが麻薬を使用しているところを目撃し、チャン・ジェギョンは秘密にするよう懇願する。チャン・ジェギョンの状態を心配したオ・ユンジンは、彼を助けようと麻薬を捨てる。

コン・ジヌクが麻薬を受け取る。チャン・ジェギョンを救うため麻薬を処分したオ・ユンジン。チャン・ジェギョンは無理やり麻薬を使わされたことを告白し、中毒を隠して捜査を続けようとしていた。そして、二人はビニール袋に入れられたイ・ミングクの遺体を発見する。話をしている最中に周囲が炎に包まれ、チャン・ジェギョンは禁断症状に襲われる。オ・ユンジンは彼を警察に連れて行き助けを求める。部下を帰らせた後、チャン・ジェギョンは再び麻薬に手を出そうとし、ついに中毒で倒れてしまう。

物語が進むにつれ、チャン・ジェギョンとオ・ユンジンの信頼関係は深まるが、同時に、彼らが直面する困難も増していく。解剖結果とイ・ミングクの死の真相究明が、パク・ジュンソの死の謎を解き明かす鍵となるだろう。

第3話の感想

第3話は、まさに急転直下の展開で、息つく暇もないほどでした。パク・ジュンソの死の真相を探るチャン・ジェギョンとオ・ユンジンですが、新たな謎と困難が次々と立ちはだかります。特に、チャン・ジェギョンが麻薬に手を染めてしまうという衝撃的な展開は、今後の物語を大きく左右するでしょう。

遺言状によって保険金受取人だと明かされたチャン・ジェギョンとオ・ユンジン。当然ながら周囲の目は疑いの色に染まり、特にチヨンの悲しみと混乱は見ているこちらも胸が締め付けられるようでした。パク・テジンの狡猾な行動もさらに拍車をかけ、事態は泥沼化していきます。

チャン・ジェギョンは真相を突き止めようと奔走しますが、麻薬中毒という新たな問題を抱えてしまいます。オ・ユンジンはそんな彼を支えようとしますが、果たして二人はこの危機を乗り越えられるのでしょうか。オ・ユンジンが麻薬を捨てるシーンは、彼女の強い決意を感じさせ、胸を打たれました。

つづく