ナレは、サンシクが隣の部屋に住んでいることに腹を立て、外では知らないふりをするよう、そして線を越えないよう注意し、別のバスに乗ることを提案します。しかし、ナレは間違えて遠回りのバスに乗ってしまいます。一方、ヘヨンはサンシクに電話をかけ、タブレットの修理を依頼し、後でビールをおごると約束します。ガンミは、昨夜また酔ってしまい、男性とキスをしたおぼろげな記憶があると話します。

ペク・マーシュアイがマーケティング3部に配属され、ガンミは彼が昨夜キスをした相手だと気づき、慌てて隠れます。サンシクは喜んでマーシュアイに仕事の引き継ぎをし、社員食堂に連れて行きます。ガンミは顔を隠して逃げようとしますが、マーシュアイが金の匙で食事をしているところをサンシクに見られてしまいます。サンシクはローンの返済のためルームメイトを探しており、マシューという外国人が部屋を見に来たいと連絡してきます。

午後、サンシクはマーシュアイに仕事の指導を始め、コーヒーを入れてあげ、マーシュアイに褒められます。キ・ソンナム次長は皆にビールを飲みに行こうと誘い、マーシュアイはストローでビールを飲む姿が注目を集めます。ガンミはマーシュアイを避け続けますが、結局見つかってしまいます。マーシュアイは昨夜からずっとガンミのことを考えていて、全てを覚えており、手紙を書いたと伝えます。ガンミは明日返事をすると答えます。

ある飲み会で、サンシクが爆弾酒を作りますが、誤ってナレの顔に濡れティッシュを投げてしまい、ナレを激怒させます。夜、ナレは突然サンシクの家に押し掛け、家の中に何かいると言います。サンシクが確認に行くと、家は散らかっており、泥棒が入ったのかと思います。ナレはクモだと言いますが、ただの埃でした。サンシクがナレの家を片付けていると、ヘヨンから飲みの誘いがあります。サンシクはマシューと部屋を見せる約束をしていたことを忘れ、マシューは韓国語が堪能で、実は本名はアジズでした。サンシクはここは静かだと言いますが、直後にナレの悲鳴が聞こえます。ナレは本当にクモが出たと叫び、アジズは家賃を5万ウォン安くすれば退治すると提案します。アジズはドアを開けて他の人にサンシクが引っ越したと告げ、ナレはクモを退治してくれるよう頼みますが断られ、サンシクはすぐにアジズに引っ越してくるように言います。

ガンミは車の中でマーシュアイからの手紙を開けると、酔った勢いで屋台に行き、ボディーガードを殴り、マーシュアイのテーブルをひっくり返し、彼の口を鶏の砂肝と間違えて噛みついたことが分かります。マーシュアイはガンミの口に砂肝を詰め込み、満足させて帰しました。今、マーシュアイはガンミに弁償を求め、ガンミは困り果てます。

サンシクは風呂上がりにアジズにナレの愚痴をこぼしていると、ナレが家にいることに気づきます。アジズはすぐに散歩に行くと言い訳をして出ていきます。ナレはサンシクにもう話しかけないように命令し、サンシクが追いかけていくと、突然クモが現れ、ナレは驚いてサンシクに抱きつき、二人は一緒に倒れてしまいます。この場面をヘヨンが目撃し、すぐにその場を去ります。

第2話 感想

第2話は、コミカルな展開とそれぞれのキャラクターの個性が際立つ、見応えのあるエピソードでした。特に、ナレとサンシクのドタバタ劇は笑いを誘います。隣同士に住んでいるにも関わらず、外では知らないふりをしようとするナレのプライドの高さと、それに振り回されるサンシクの優しさ、そして二人の間の絶妙な距離感が面白く描かれています。

また、ガンミとマーシュアイのロマンスも今後の展開が気になる要素です。酔った勢いでマーシュアイに迷惑をかけてしまったガンミの慌てぶりと、紳士的なマーシュアイの対応のギャップが印象的です。マーシュアイからの手紙の内容もコミカルで、二人の関係がどのように発展していくのか楽しみです。

さらに、サンシクとヘヨン、そして突然現れたアジズの関係性も注目ポイントです。ヘヨンはサンシクに好意を抱いているようですが、サンシクはナレとの関係に翻弄されているため、ヘヨンの気持ちに気づいていない様子。そこにアジズが登場し、サンシクとナレ、そしてヘヨンの関係にどのような影響を与えるのか、今後の展開が気になります。

つづく