韓国ドラマ「シークレット・ガーデン」キャスト/登場人物と相関図

キャスト/登場人物一覧

キム・ジュウォン役

ヒョンビン

LOEN百貨店の社長キム・ジュウォンは、容姿端麗で甘い言葉を操り、神に愛されたような男。優秀な成績で大学を卒業し、その美貌で女性を魅了する。祖父からK百貨店を受け継ぎ、WIP戦略で業界トップに返り咲いた。週2日勤務でも事業は好調だが、傲慢な性格で社員からの評判は悪い。

そんな完璧なジュウォンにも弱点がある。それは、いとこであり宿命のライバルであるオスカーの存在だ。オスカーが何かを手に入れると、ジュウォンはそれを上回るものを手に入れようとする。理想の女性は財閥ランキング上位20位以内の令嬢で、身長170cm以下、27歳以下、海外の名門大学卒という条件を満たす女性。

恋愛は時間の無駄だと考えていたジュウォンにとって、政略結婚こそが最高のロマンス。しかし、ある日、奇妙な女性ライムに出会い、彼の心は大きく揺さぶられる。食事代を割り勘にし、ジュウォンよりも先に行動し、チンピラには回し蹴りをお見舞いするような彼女に、プライドを傷つけられながらも、なぜか目が離せない。

キル・ライム役

ハ・ジウォン

キル・ラリンは、スタントウーマンとして活躍する女性。お金、容姿、過去の恋愛など、気にしないことは多いが、動作の遅い男性だけは許せない。驚くほどスタイルが良く、隠しきれない美しさを持つ彼女は、その美貌ゆえに怪我をするという、珍しい存在だ。スタントウーマンになった理由は「運命」だと語る彼女は、テコンドーの達人である父の影響で幼い頃から武道に親しみ、合気道、剣道、柔道にも精通している。父の死後、アメリカでジョンスに出会い、スタントの世界へ。以来、夢を追いかけ、情に厚く弱者を助けるため、傷だらけになりながらも、美しい心を保っている。

そんな彼女が、ある日、世間知らずでわがままなキム・ジュウォンと出会い、オスカーとの再会を果たす。「キル・ラリン、相変わらずかっこいいな！」オスカーが自分のことを覚えていたことに驚き、有名人に名前を覚えてもらえただけでなく、「かっこいい」と評価されたことに心を奪われる。

オスカー / チェ・ウヨン役

ユン・サンヒョン

韓国を代表するトップスター、オスカー。デビュー前は「野獣石」と呼ばれたワイルドな魅力で人気を博し、デビュー後は「otto turn」を武器にアジア中の女性を虜にする韓流スターとなった。

別れのキスを贈るほどのプレイボーイであるオスカーだが、ある日、声帯に深刻な問題を抱えていることが発覚する。失意の中、才能あるサンに出会い、プロデューサーとして新たな人生を歩み始める。

ユン・スル役

キム・サラン

CFプロデューサーのユン・スルは、財閥令嬢として定められた人生に抗う女性。「人生の正解は私が決める」と、モンブランのペンで５番目の答えを書き込むように、家でのお嫁さん修行を拒否し、スターたちと遊び尽くすことを決意する。容姿端麗で完璧な教養を持つ彼女は、CFプロデューサーとして名を馳せるが、その背景には父親の影響力があるとも噂される。

一見か弱そうな装い、ナチュラルメイクは「ユン・プロデューサー」という肩書きにぴったりだが、それは表向きの姿。穴だらけのニットはイタリアの高級ハンドメイド品であり、上流階級の相続人として運命を悟りながらも、愛を求めるふりをしている。

オスカーのミュージックビデオ制作を通して、彼女は不安に駆られる。ラブソングばかりの韓国の歌に、愛が分からない自分を重ね、理解できないながらも、オスカーを予防線として利用しようとする。

イム・ジョンス役

イ・フィリップ

イム・ジョンスは、ハリウッド仕込みの武術指導者。鍾武路(チョンムロ)を拠点に、ヒュー・ジャックマンにも劣らない肉体とアクション演技で活躍している。流暢な英語でファンを魅了し、留学後に設立した武術学校は、独自の指導法で外国人からの依頼が絶えない人気ぶりだ。

持ち家はないが、海外出張でマイルを稼ぎ、財閥を羨むこともない。帰国子女らしい冷静さと合理性を持ちながらも、情熱的で面倒見が良く、ライムを家族のように大切に思っている。ジョンスが想いを寄せる女性は、ライムただ一人だ。

イム・アヨン役

ユ・インナ

ライムの友人。將來を囑望された陸上選手だったが、何を食べてもバストサイズが大きくなってしまう體質のため、やむなく陸上競技の道を斷念。現在はK百貨店のVIPラウンジで働いている。持ち前の愛嬌と天真爛漫な性格で、女性社員の人気投票では1位を獲得。死ぬまで百貨店に骨を埋めたいと願うほど仕事熱心な一面も。時折、豊満な肢體を武器にすることもある、憎めないキュートな女の子。

サン/ハン・テソン役

イ・ジョンソク

新人歌手サンは、「歪んでいるのは世界の方だ」と、一箇所に留まることなく世界を放浪する。ミュンヘンにいたかと思えば、来週はパリ、再来週は東部へと、予測不能な行動をとる。父親が家を出た理由が母親の浮気だと知って以来、家を出て、女性不信となり恋愛も避けてきた。サンにとって唯一の心の支えは音楽だった。そんな中、自暴自棄になりかけていたサンの前に、偶然オスカーが現れる。