物語は、魂が入れ替わったままのキム・ジュウォンとキル・ライムが、お互いの体で生活することから始まります。
ジュウォンの体に入ったライムは、自分の体を見られることを嫌がり、ジュウォンとシャワーを浴びるかどうかで言い争います。そこへユン・スルが現れ、ジュウォンのことを誤解してしまいます。スルは、ジュウォンがそんな人だとは思わなかったと言いますが、ジュウォンの体に入ったライムは、スルが勝手に部屋に入ってきたことに腹を立てます。スルは、ジュウォンにはまだチャンスがあると言い残して去りますが、ジュウォンはそれを望んでいません。
オスカーがミュージックビデオの撮影をすっぽかしたため、一行はソウルに戻ります。ジュウォンの閉所恐怖症がライムの体に現れ、ライムは吐き気をもよおします。
アクションスクールのリュ・ジョンス監督は、ライムの奇妙な行動に不満を抱きますが、ジュウォンの体に入ったライムは、ジョンスに「死活問題がある」と言い、2人はジュウォンの家に移動します。ジュウォンの体に入ったライムは、ライムにスタントの仕事を辞めて自分の家に引っ越してくるように言いますが、ライムは自分の仕事も大切だと仮論します。
そこへジュウォンの母親であるムン・ヨニが現れ、事態はさらに気まずくなります。ムン・ヨニは、ライムの姿をしたジュウォンを見て不快感を示し、ジュウォンがライムに贈ろうとしていた服を取り上げます。ライムは、その服は自分が買ったものだと主張しますが、ムン・ヨニはライムを侮辱します。
魂が元の体に戻った状態で、ジュウォンはライムに母親のことで謝罪します。ライムは、ジュウォンの言葉の方がもっと傷ついたと言いますが、ジュウォンは、身分が違うことの厳しさを知ったと言います。
2人はお互いの生活について知るために、ジュウォンの家族構成や人間関係について話し合います。ジュウォンは、ライムに自分の家族や会社のパク理事に注意するように言います。ライムは、自分の周りには家族がおらず、アヨンやジョンス、アクションスクールの仲間だけだと話します。
一方、済州島での撮影が中止になったことで、スルとチェ理事は後始末に追われます。チェ理事は、オスカーがフィリピンに逃げようとしていることを知り、パスポートと車のキーを取り上げます。
ライムはジュウォンを自分のアパートに送り届けますが、ジュウォンはその質素な様子に驚きます。アヨンは、ジュウォンがライムのために高級な服を買ったのだと思い込み、昨夜見た夢の話をします。そこへキム秘書が、ジュウォンが飲んでいる高級ドリンクをアヨンにプレゼントしに来ますが、ジュウォンの体に入ったライムは、キム秘書に警告のメールを送ります。
ライムはアヨンに、しばらくの間自分の様子がおかしくなること、下著姿でうろつかないように注意します。ジュウォンは、ライムがアヨンに自分のことを警戒させたことに腹を立て、家のパスコードを教えずにライムを締め出します。
ライムはオスカーの家に行き、夕食を作ります。オスカーは、ライムが料理を作れることに驚き、警戒しながら食事をします。オスカーは、ライムに自分の新曲を聴かせ、テソンから預かったMP3プレーヤーに新しい曲が入っていることを思い出します。
オスカーは、チェ理事とスルが明日来ることを知り、急いで家を出ますが、ジュウォンの家の前でライムがパスコードを解こうとしているのを見つけます。オスカーは、ジュウォンのパスコードが「36-24-34」であることを教えます。
ライムはジュウォンの家の中を見て回り、その豪華さに驚きます。一方、ジュウォンの体に入ったライムは、アパートのベッドの寝心地が悪く不満を抱きます。アヨンは、ライムがジュウォンに愛想を尽かされたのだと思い込み、罪悪感を覚えます。
翌朝、ライムはジュウォンのバイクに乗ってアパートに行き、ジュウォンに鍵をどうやって手に入れたのか尋ねます。ジュウォンはパスコードについて尋ねますが、ライムは「変態」と罵ります。
アクションスクールに行く際、ジュウォンの体に入ったライムは、自分の好きな赤いコートとレースのトップスを選びますが、ライムは自分のスタイルと違うため不快に感じます。
ジョンスは、ライムからの謝罪のメールを読み、彼女の言葉を信じようとしますが、派手な服装で現れたジュウォンの体に入ったライムを見て落胆します。ジョンスは、ライムがハリウッド映画の脚本を楽しみにしてることを知り、渡しますが、ジュウォンの体に入ったライムは、その内容を批判します。ジョンスは、自分の気持ちを打ち明けようとしますが、ジュウォンの体に入ったライムは、決して告白しないことを条件に、その気持ちを無視することを提案します。
ライムはバイクでデパートに出勤し、従業員に丁寧に挨拶します。パク理事は、ジュウォンの閉所恐怖症を知っているため、彼の行動を不審に思います。
昼食時、ライムは庶民的な食べ物を選び、キム秘書を驚かせます。ライムはアヨンの給料について尋ね、パク理事を不安にさせます。
オスカーが再び逃亡したため、ライムとジュウォンの体に入ったライムは、チェ理事から連絡を受けます。ライムはオスカーを擁護しますが、ジュウォンの体に入ったライムは、オスカーを車の窃盗で訴えます。
オスカーは、昔スルとデートしたゴルフ場にいますが、警察に逮捕されます。ジュウォンの体に入ったライムは、オスカーに取引を持ちかけます。それは、ライムを賭けた勝負から降りるなら、告訴を取り下げるというものでした。
オスカーは、ジュウォンがそんな手を使うとは思わなかったと言い、ライムがジュウォンにとって特別な存在になったのだと悟ります。
魂が元の体に戻った状態で、ジュウォンはオスカーに「その通りだ」と答えます。オスカーは、「ライムを譲るつもりはない」と言い、ジュウォンに告訴を取り下げなくても構わないと伝えます。
『シークレット・ガーデン』第7話 感想
第7話は、魂が入れ替わった2人のドタバタ劇がさらに加速し、笑いと切なさが入り混じった展開でした。特に、ジュウォンの体に入ったライムが、ジュウォンの母親から侮辱されるシーンは、見ていて胸が痛みました。普段は強気なライムが、何も言い返せずに耐え忍ぶ姿は、彼女の心の奥底にある傷を浮き彫りにしているようでした。
一方、ライムの体に入ったジュウォンは、ライムの質素な生活に戸惑いながらも、彼女の周りの人々との温かい交流に触れ、少しずつ価値観が変わっていく様子が描かれていました。特に、アヨンとのコミカルなやり取りは、笑いを誘いました。
また、オスカーとスルの関係にも変化が見え始め、今後の展開が気になります。オスカーが、ライムを賭けた勝負から降りることを拒否したことで、ジュウォンとの対立はさらに激化しそうです。
つづく