第7話、ソ・ヨンミンと幽霊カン・ジヒョンの物語は新たな展開を迎えます。
カン・ジヒョンは偶然ト・ギュジンに再会し、食事の誘いを覚えていてくれるか尋ねますが、ト・ギュジンは交際を否定。落胆するカン・ジヒョン。一方、ソ・ヨンミンはカン・ジヒョンと付き合うと幸運になり、昇天もできるとの噂を耳にします。自分の存在がカン・ジヒョンの昇天を妨げると考え、距離を置くことに。
キム・ジョンウはト・ギュジンに敵意をむき出し、何かと突っかかります。ト・ギュジンとキム・ヒヨンはキム・ジョンウの行動を危険視し、警戒を強めます。
ソ・ヨンミンは生活費を稼ぐために祖母が働きに出たと勘違いし、激しい口論になりますが、すぐに和解。実は祖母には新しい恋人ができており、自立しようとしていたのです。カン・ジヒョンを家に残すため、ソ・ヨンミンはわざと古い携帯電話を置いて外出します。
ある日、イ・ウンスは認知症の母親を乗せてタクシー運転中、無礼な客に絡まれます。堪忍袋の緒が切れたイ・ウンスは客を降ろそうとしますが、トラブルに発展。そこにナ・ソクジンが現れ、事なきを得ます。ソ・ヨンミンの幽霊タクシーの噂が広まり、他の運転手たちも幽霊を見たと訴え始めます。
ソ・ヨンミンはカン・ジヒョンの死因に母親が関わっているのではないかと疑い始めますが、調査しても手がかりは見つかりません。仕方なく、カン・ジヒョンと共に病院へ手がかりを探しに行くことに。そこで5年間病院にいる幽霊、コ・ドゥガンに出会います。コ・ドゥガンは情報提供の代わりに、長年音信不通の娘、セロを探してほしいと頼みます。海外にいるセロを探す術がなく困るソ・ヨンミン。カン・ジヒョンはコ・ドゥガンのかつての相棒、カン・ヒョンスに尋ねるよう提案しますが、警察署を訪ねるとカン・ヒョンスは休暇中でした。
新婚夫婦が事故で突然別れ別れになる現場を目撃したソ・ヨンミンとカン・ジヒョンは、お互いへの想いを抑えきれなくなります。ついにソ・ヨンミンはカン・ジヒョンにキスをし、二人は結ばれます。
第7話の感想
第7話は、ソ・ヨンミンとカン・ジヒョンの関係性が大きく進展する重要なエピソードでした。特にラストシーン、ソ・ヨンミンがカン・ジヒョンにキスをする場面は、二人の想いがついに通じ合った瞬間として、視聴者の心を掴んだのではないでしょうか。
これまで、カン・ジヒョンの死の真相を探るミステリー要素と、幽霊が見えるソ・ヨンミンの特殊能力を活かした人助けといった要素が中心でしたが、今回は二人のロマンスに大きく焦点が当てられました。ト・ギュジンとの一件で落ち込むカン・ジヒョンを心配するソ・ヨンミンの姿や、自分の存在がカン・ジヒョンの昇天を妨げるのではないかと葛藤する姿は、切なくも温かい感情を呼び起こします。
また、ソ・ヨンミンと祖母のやり取りも印象的でした。誤解から生じた口論を通して、改めて二人の強い絆が描かれており、心温まるシーンでした。祖母の新たな恋の予感も今後の展開に期待を持たせます。
つづく
