第8話、ソ・ヨンミンとカン・ジヒョンはついに恋人同士になりました。お互いに告白し、正式に交際スタート。おばあちゃんは大喜びで、ソ・ヨンミンを著飾らせてデートに送り出します。二人の仲は良いものの、生者と幽霊なので、手をつなぐことすらできません。

ソ・ヨンミンの友人たちは、彼が彼女ができたと聞いて驚き、ユン・ソリに至っては嘘だと疑います。ソ・ヨンミン自身も、カン・ジヒョンが成仏しないことに戸惑い、本当に自分のことを愛しているのか不安になり、喧嘩になってしまいます。その後、清潭洞のイケメンと共に幽霊退治を手伝う中で、ソ・ヨンミンは自分の悩みを打ち明け、イケメンはカン・ジヒョンが普通の幽霊ではなく、別の存在形態なのではないかと推測します。

その後、カン・ヒョンスからソ・ヨンミンに連絡が入り、コ・ドゥガンの件で話し合います。カン・ジヒョンは父親であるカン・ヒョンスを見つめますが、気づかずに涙を流します。ソ・ヨンミンはカン・ヒョンスにコ・ドゥガンの娘、高セロとの連絡を頼みますが、高セロは韓国で講演会をしていると告げられます。

ソ・ヨンミンは友人たちと高セロの講演会を見に行きます。その後、カン・ヒョンスはコ・ドゥガンの形見のUSBメモリを高セロに渡し、父親がずっと自分のことを思っていたことを伝えます。危機一髪の時、コ・ドゥガンは高セロを怪我から守ります。ソ・ヨンミンとカン・ヒョンスの説得もあり、高セロはついに心を開き、コ・ドゥガンは安堵します。

ト・ギュジンはキム・ヒヨンにキム・ジョンウの監視を指示し、キム・ヒヨンと親密な様子を見せます。キム・ヒヨンはト・ギュジンを祖父の法事に誘いますが、断られます。実はキム・ヒヨンはかつてト・ギュジンの祖父の介護士で、暴力を振るわれるト・ギュジンを心配そうに見ていました。

一方、ソ・ヨンミンとカン・ジヒョンはコ・ドゥガンから得た情報をもとに、病院でユン・ソリに協力を求め、キム・ジョンウのロッカーを調べます。ユン・ソリは警察に任せるべきだと忠告しますが、ソ・ヨンミンは聞き入れません。二人はキム・ジョンウの住居を突き止め、そこで女性の幽霊に遭遇します。家の中に入ると、そこにはオ・ミギョンの遺体があり、壁にはたくさんの写真が貼られており、その中にはソ・ヨンミンの写真もありました。

しかし、ソ・ヨンミンもカン・ジヒョンも知らない事実があります。それは、カン・ジヒョンは本当は死んでおらず、魂が体から離れているだけだということ。この事実はまだ明かされておらず、物語はこの秘密を中心に展開していくでしょう。

第8話の感想

第8話は、ソ・ヨンミンとカン・ジヒョンの関係が進展する一方で、様々な謎が深まる展開となりました。二人の恋が本格的にスタートした喜びも束の間、幽霊であるが故の切なさや、カン・ジヒョンの成仏しない理由への不安がソ・ヨンミンを苦しめます。普通の幽霊とは違う存在なのではないかというイケメンの推測は、今後の物語の鍵となりそうです。

コ・ドゥガンと高セロの親子愛も印象的でした。形見のUSBメモリを通して、父親の変わらぬ愛情を知った高セロの涙は、視聴者の心を打ちました。コ・ドゥガンが娘を守ろうとする姿も感動的で、ついに和解できたシーンは大きなカタルシスを感じさせます。

一方で、ト・ギュジンとキム・ヒヨンの関係性には不穏な空気が漂います。キム・ジョンウの監視を指示するト・ギュジンの真意は何なのか、そしてキム・ヒヨンの過去にはどんな秘密が隠されているのか、今後の展開が気になります。

つづく