1997年の韓国を舞台に、経済危機で職を失ったクムミョンが、チュンソプとの関係を深め、結婚を決意。家族の愛情に包まれながら結婚式を迎えるが、兄ウンミョンのビジネスが問題に。一方、エスンはヒョンスクとその母親の関係を取り持つ。
今回のエピソードは、1998年のクムミョンの結婚式から始まります。ヨンボムが遠くから彼女を見つめるシーンは、切ないですね。
物語は1年前に遡り、ヤン家に新しい家族、ウンミョンとヒョンスクの長男が誕生します。しかし、ウンミョンは父親に「金持ちじゃないから経験が足りない」と文句を言い、エスンにたしなめられます。エスンは、父親が家族のために一生懸命働いてきたことをウンミョンに諭します。本当に、家族って色々ありますよね~。
一方、エスンはヒョンスクの母親が近くにいるのを見つけ、孫に会うように促します。エスンはヒョンスクの母親に、ヒョンスクを大切にし、母親がしてあげられなかったことをしてあげると約束します。エスンの優しさが心に染みます…。
時を同じくして、韓国は深刻な経済危機に見舞われ、多くの人々が失業します。クムミョンもその一人で、職を失ってしまいます。彼女はかつて働いていた古い劇場を訪れますが、そこも閉鎖されることを知ります。クムミョンは、思い出に浸りながら一人で映画を見ることに。
しかし、劇場にはチュンソプも来ていました!彼は劇場のオーナーからクムミョンのことを聞き、彼女に会いたい一心で、バスに乗る彼女を見つけます。必死に追いかけるチュンソプ、まるで映画のワンシーンみたい!
二人は再会し、お酒を飲みながら語り合います。チュンソプは、長い間クムミョンが好きだったと告白。クムミョンにとって「ちょうどいい温度」のロマンスが始まります。クムミョンが、自分らしくいられる関係って素敵ですよね。
クムミョンはチュンソプを家族に紹介します。父親のグァンシクは、チュンソプに娘との交際について厳しく問い詰めますが、内心ではチュンソプを認めています。グァンシクは、チュンソプがクムミョンを大切に思っていることを見抜いていたんですね。エスンも、チュンソプの母親がクムミョンを心から可愛がっていることを知り、喜びます。チュンソプの母親は、エスンに手作りの干し果物をプレゼントします。心のこもった贈り物って、本当に嬉しいですよね。
そして、クムミョンの結婚式当日。ヨンボムは遠くから彼女を見守り、式場を後にします。グァンシクは、バージンロードを歩く直前のクムミョンに、「いつでも引き返していい」と伝えます。グァンシクの深い愛情に、クムミョンは涙が止まりません。そんなクムミョンを、チュンソプが優しく迎えに行き、一緒にバージンロードを歩きます。感動的なシーンに、私も涙腺崩壊…!
結婚式の後、ヤン家が帰宅すると、ウンミョンのビジネスパートナーが逃げたことを告げられます。ウンミョンは、エスンが忠告していた友人とお金を出し合って質屋を始めていたのでした。波乱の予感で終わる第13話、ヤン家に新たな試練が待ち受けているようです。
つづく