第13話、ドジュンはユジンを刺したと冗談めかして言い、ナヨンの夫を挑発する。ナヨンの夫は証拠がないと警告するも、ドジュンは余裕の態度。話はユジンが亡くなる4日前へと遡り、ドジュンはユジンのパソコンで殺人に関する音声記録を発見する。一方、チャン・ミホはスビンの情報を探すが手掛かりは見つからず、代わりにジョンシクに接触する。ジョンシクはスビンを脅迫し金銭を要求する。

ナヨンは帰宅後、ジョの嘘の妊娠話を聞く羽目に。ジョは既婚男性に騙され妊娠したと主張し、ナヨンは妻子の気持ちを考えろと諭す。ジョはナヨンの夫に離婚を迫るも拒否され、ナヨンはその会話を盗み聞きする。そして、ナヨン自身も妊娠している事が暗示される。

チャン・ミホとジョンシクの会合に、ジョンアとスビンが登場。ジョンアはジョンシクを責め、スビンの過去をチャン・ミホに暴露する。チャン・ミホはスビンに隠している事がないか問い詰めるが、ジョンアはスビンをかばい警察を呼ぶ騒ぎに。ジョンアはチャン・ミホにジエの借金がユジン殺害の動機だと告げる。スビンは全財産を引き出し、チャン・ミホはジエに疑念を抱く。ドジュンはユジンの遺品を探し、父親と口論になり怪我をさせる。チャン・ミホは子供たちの世話をし、謎の少女が現れる。ドジュンが帰宅すると、子供たちはチャン・ミホを締め出し、ドジュンと就寝。チャン・ミホはドジュンの携帯に「この件は墓場まで持っていこう」というメッセージが届くのを見る。ドジュンはチャン・ミホを脅迫するが、ジユルが助けに入る。

チャン・ミホは恐怖で眠れず、翌日、ジンソプに相談し、ドジュンの共犯者を突き止めるため尾行を決意する。スビンは離婚届を作成。チャン・ミホとジンソプはジエとスビンを尾行するが、ジエは別行動をとる。チャン・ミホはジエを追跡し、ホテルでドジュンとジエの密会現場を目撃、証拠を撮影するもドジュンに取り上げられる。ドジュンはジエが犯人だと主張し、ジエは否定する。ジエはロッカーの絵が証拠だとチャン・ミホに伝え、口止めされる。

15日前、ジエはドジュンに口止め料を要求していた。現在、ドジュンはジエに国外逃亡を促す。スビンは空港に向かうも帰宅し、ジョンアにユジンへの想いを告白する。ジョンシクからスビンとユジンの関係を聞かされていたジョンアは、スビンを許す。

チャン・ミホは警察に通報する。ジユルはロッカーの絵について、家族の絵だと説明し、隠された姉の存在を明かす。ユジンはジョンアに大切なものを壊すと警告していた。ジョンアはユジンの家にジユルの姉の写真を持って訪れていた。その少女こそ、チャン・ミホ家の前でキャンディを投げていた少女だった。

最終的に、ユジンの秘密と謎の少女の正体が明らかになる。ドジュンの悪辣さが際立ち、チャン・ミホは衝撃を受ける。チャン・ミホは警察の協力を得て捜査を進める決意を固める。ジエは追い詰められ、真実を明かす可能性もある。チャン・ミホとジユルの姉の接触も見どころとなる。ジョンアがジユルの姉の存在をチャン・ミホに知らしめるきっかけを作ったが、ドジュンもこの事実を知っていたのか、今後の展開が気になる。

第13話 感想

「ハピネスバトル」第13話は、息詰まる展開で視聴者を釘付けにした。ドジュンの悪辣さがより鮮明になり、もはや悪役としての風格さえ漂わせる。ユジンを刺したと嘯くシーンは、彼の冷酷さを象徴する恐ろしい場面だった。

チャン・ミホは真実を追う中で、ジエとドジュンの密会現場を目撃し、衝撃を受ける。しかし、証拠を掴みながらもドジュンに奪われ、もどかしい思いをする。それでも諦めずに警察に連絡する彼女の正義感には感服する。ジユルが描いた絵の秘密、そして謎の少女の登場など、新たな謎が提示され、物語はさらに複雑さを増していく。

特に印象的なのは、ジョンアとスビンの関係性だ。スビンの裏切りを知りながらも、最終的には彼を許すジョンアの複雑な心情が丁寧に描かれている。ユジンへの想いを抱えながらも、ジョンアを選んだスビン。二人の関係の行方も今後の見どころの一つだろう。

そして、ラストシーンで明かされる衝撃の事実。謎の少女はジユルとハユルの姉だったのだ。この事実は、物語全体を揺るがす大きな鍵となるだろう。ユジンはこの事実をジョンアに知られ、追い詰められていたのだろうか?ドジュンもこの事実を把握していたのか?様々な疑問が湧き上がり、次回への期待が高まる。

つづく