漢陽(ハンヤン)に到著したジョイとグァンスンは、高額なボロ家を売りつけようとする詐欺師に遭遇します。二人は機転を利かせて騙されずに済みましたが、そこに偶然、詐欺師を目をつけていた弁護士が現れ、詐欺師は捕まりました。なんとその弁護士は、ジョイの幼馴染のスンユルだったのです。スンユルは二人を安全な家に案内し、昔話に花を咲かせながら酒を酌み交わします。
ちょうどその時、ジョイに贈り物を渡そうとしていたイオンが二人の様子を目撃。嫉妬心を燃やしますが、ジョイの笑顔とスンユルの紹介で落ち著きを取り戻します。
一方、亡き友人ポリのことを思いながらも、ジョイは旅で出会った仲間たちとの新しい友情を育んでいました。グァンスン、ビリョンと共に新居を飾り付け、漢陽での新しい生活に向けて動き出します。ジョイは裁縫の才能を活かして夢を葉えようとし、ビリョンは巫女の skills を活かす道を探り、グァンスンは家計のやりくりを担当します。
イオンは、不正に関する報告を役人たちに提出し、王の承認を得てパク・スンの捜査を進める許可を得ます。パク・ドス、パク・テソ、チャ・マルチョン、チ・メンスの逮捕に乗り出し、テソ以外の逮捕に成功。テソは寺で祈りを捧げていました。イオンは、世子の死について、ホンムングァンのシム・テソンと共にトリカブト毒に関する情報を交換し、パク・スン一家が世子を毒殺した可能性を探っていきます。
第10話 感想
『御史とジョイ~朝鮮捜査ショー~』第10話は、ロマンスとミステリーが絶妙に絡み合い、見応えのあるエピソードでした。イオンとジョイの関係に新たな展開が訪れ、二人の間に友情以上の感情が芽生え始めているのが感じられます。スンユルという幼馴染の登場は、二人の関係にどのような影響を与えるのか、今後の展開が楽しみです。スンユルは好青年でありながら、どこか謎めいた雰囲気も持ち合わせており、彼の今後の動向にも注目したいところです。
また、ジョイ、グァンスン、ビリョンの三人の友情もこのドラマの魅力の一つです。新たな場所で生活を始める彼女たちの姿は、困難な状況でも前向きに生きる力強さを感じさせます。特に、ジョイの裁縫の才能が開花する場面は、彼女の未来への希望を感じさせ、応援したくなりました。
つづく