キム・ジョイとラ・イオンの仲
パク・スンがラ・イオンを罷免した後、キム・ジョイは彼を慰めるため一緒に時間を過ごします。二人は漢陽を散策しながら語り合います。
日が暮れるまでデートを楽しみ、ジョイの家前で別れようとしますが、名残惜しさからジョイの家の周りを何度も散歩します。
イオンはジョイを家に招き、夕食に麺を作ります。料理をしていると、ユクチルとクパルが突然現れ、なぜ麺を二人分作っているのかと疑います。
ユクチルとクパルは自分たちの分だと勘違いし、麺を奪ってしまいます。イオンはジョイに謝り、見つからないように一緒に夜を過ごすことを提案します。
しかし、イオンの祖母に見つかり、二人の関係を問いただされます。ジョイの率直な性格を知っているイオンは、誤解を避けるため祖母の質問にうまく答えます。
祖母はジョイを家に残し、彼女の人生についてもっと詳しく知るために質問を続けます。ジョイは過去の結婚について語り、勇敢な性格を見せます。
パク・テソの正体
御史の手から逃れたパク・テソは、ツルソンとその母に助けられます。命が危険なため、二人の家に身を隠します。
テソは母との再会を喜びますが、母はテソの愛情表現を拒絶します。母は重い口を開き、パク・スンが自分の子を嫌っていることを知って、本当の息子であるパク・ドスとテソを入れ替えたことを明かします。
自分がパク・スンの嫡男だと知ったテソは、父と話し、本当の愛情を得ることを望んで済州島を離れます。しかし、イオンに見つかり、再び逃げる前に捕まってしまいます。
イオンはテソを落ち著かせ、世子の死について詳しく聞き出します。テソは最後の薬を世子に与えたのは自分ではなくドスだと告白します。そして、自分と父の運命を受け入れ、パク・スンを陥れる証拠をイオンに渡します。
物語の転換点
グァンスンはジョイとビリュンに、漢陽から自分を追い出した父を探したいと打ち明けます。
三人がグァンスンの父である医師を探し始める前に、ユクチルとクパルは彼がすでに死んでいることを告げます。そして、グァンスンの父が世子の死に関係していたことを明かし、彼女を驚かせます。
一方、チェ・スンユルはジョイにイオンへの気持ちを確かめる機会を設けます。ジョイは幼馴染に、イオンといい関係を築くと自信を持って答えます。
スンユルはジョイに別れを告げ、捜査のために旅に出ると言います。しかし、密かに済州島へ向かい、ジョイの母を探します。
第13-14話の感想
第13-14話は、ロマンスとミステリーが絶妙に絡み合い、見応えのある展開でした。特に、キム・ジョイとラ・イオンの関係性が大きく進展した点が印象的です。二人のデートシーンは微笑ましく、見ているこちらも温かい気持ちになりました。しかし、祖母の登場で一転、緊張感が高まりました。ジョイの率直な性格とイオンの機転によって危機を乗り越えましたが、二人の関係が今後どのように発展していくのか、ますます目が離せません。
一方、パク・テソの正体が明らかになり、物語は新たな局面を迎えます。彼がパク・スンの嫡男であったという事実は衝撃的でした。また、世子の死に関わる重要な情報をイオンに提供したことで、事件の真相解明に大きく近づいたと言えるでしょう。テソ自身の運命も気になるところです。
つづく