キム・ジョイは密かに御史ラ・イオンに想いを寄せており、その気持ちを隠しきれなくなってきました。
パク・テソの悪事を追うイオン一行。危険を承知の上で、テソの隠れ家を捜索します。
キム・ジョイは野営地で奇妙な物音を聞き、逃げ出す女性を追いかけます。その女性はなんと、彼女の義母チャン・パッスンでした。ジョイの後を追ってきたイオンも一緒にパッスンを追跡すると、トリカブトの大規模な畑にたどり著きます。捕らえたパッスンを問い詰めると、息子ノ・チュハンがテソの手下に捕まり、鉱山で働かされていることが判明。イオンはテソ逮捕と労働者たちの救出にさらに意欲を燃やします。
ジョイと行動を共にするうちに、イオンは人生の小さな喜びに気づき始めます。世子を失った悲しみから立ち直りつつあるイオンにとって、ジョイの明るい性格と笑顔は大きな支えとなっています。ジョイは、多忙なイオンに休息の大切さを教え、捜査の疲れを忘れさせてくれます。二人の距離は縮まり、互いへの想いは深まっていきます。宴の席で踊りを楽しむ二人。偶然にもキスしそうになりますが、寸前で避けてしまいます。
イオンと同じく、テソの兄パク・ドスも父の命令でテソを探しています。ドスはホン・ソクギとミ・アンヘの監禁場所を突き止めます。また、ソクギとアンヘを見張っていたビリョンがイオンの手下だと気づき、御史の捜査も開始。ソクギを殺害した後、ビリョンを追跡し捕らえます。ビリョンを脅迫しテソの居場所を聞き出しますが、機転を利かせたビリョンはジョイたちを守り、イオンの居場所を隠し通します。
第7話 感想
第7話は、キム・ジョイとラ・イオンの関係が大きく進展する一方、パク・テソ一派の悪行がさらに深く掘り下げられる、見応えのあるエピソードでした。ジョイの明るさと優しさに触れることで、イオンは次第に心の傷を癒やし、人間らしい感情を取り戻していく様子が丁寧に描かれています。特に、宴での二人のダンスシーンは、互いの想いが高まっていく様が美しく表現されており、思わず胸がときめきました。
つづく