ジユンとウノはコンサートに出かけ、ジユンはウノの存在を強く意識します。帰り道、小さな女の子に写真を撮ってもらい、二人の初めてのツーショット写真が生まれます。
翌日、ピープルズのクライアントが、社内恋愛の相手と別れたことをきっかけに転職を希望します。これを機に社内恋愛の話題になり、ジユンは特に興味を示します。
一方、ピープルズの大株主(40%以上を保有)であることが明らかになったジョンフンの父、ウ・チョリョンはジユンに会い、ある政府関係の職への推薦状を書いてほしいと頼みます。ジユンは倫理的に問題があると判断し、拒否します。そこでチョリョンはヘジンに依頼し、ヘジンが対応することになります。
時間が経つにつれ、ジユンはますますウノの存在に気を取られるようになり、ミエに新しい秘書を手配するように頼みます。ミエはこれをウノに伝え、ウノはジユンにその理由を問いただします。その会話の中で、ジユンはついにウノへの想いを告白します。
その後、ジユンはウノと距離を置き始めます。ジョンフンと昼食を共にしますが、それとなく彼の好意を断ります。その後、ジョンフンは義理の妹の幼稚園を訪れ、そこでスヒョンに出会います。二人は片思いの悩みを共有し、一緒に酒を飲みます。
翌日、転職の打ち合わせで、ピープルズのクライアントは元恋人と再会します。まだお互いに気持ちが残っていることが分かり、二人は復縁します。
一方、ジユンは会議に出席し、その間、ウノは車で眠ってしまいます。それを見たジユンは彼を休ませ、日光を遮ります。
その後、ウノはミエの夫であり、先輩でもある友人にジユンへの想いを打ち明けます。彼はビョルへの責任感から、躊躇していることを話します。友人は彼に自分の気持ちに正直になるように励まします。
翌日、ジユンは書店でビョルとスヒョンの息子に会います。彼女はまた、ジョンフンの助けを借りてスヒョンがウノを映画に誘ったことを知り、二人がその夜、映画を見る予定であることを知ります。この事実は一日中、ジユンの心を乱します。
映画に出かけるウノでしたが、急に気が変わり、ジユンに会うために会社に戻ります。同時に、ジユンはウノが映画に行くのを止めようと、会社から飛び出します。二人は途中で出会い、ジユンはウノに電話をかけ、スヒョンと映画を見ないでほしいと頼みます。ウノは彼女に近づき、二人はキスを交わし、エピソードは幕を閉じます。
第7話の感想
第7話は、ジユンとウノの気持ちがついに交差する、大きな転換点となるエピソードでした。これまで秘書と上司という立場を意識し、自分の感情を抑えてきたジユンが、ついにウノへの想いを告白するシーンは、見ているこちらも胸が締め付けられるようでした。しかし、告白後、急に距離を置き始めるジユンの行動には、戸惑いを感じました。自分の気持ちに素直になれないもどかしさ、そして秘書という立場への葛藤が、彼女の複雑な心情を物語っているように感じます。
一方、ウノもまた、星への責任感とジユンへの想いの間で揺れ動く姿が印象的でした。友人の言葉に後押しされながらも、簡単には答えを出せない彼の苦悩が伝わってきました。特に、映画に行く直前にジユンに会いたい一心で会社に戻るシーンは、彼の真摯な想いがひしひしと伝わってきて、感動的でした。
二人のすれ違い、そしてクライアントの復縁劇を通して、恋愛の難しさ、そして尊さを改めて感じさせられました。最終的に、ジユンの電話と、それに応えるように会社に戻ったウノの行動、そして二人のキスシーンは、見ている私たちに大きな希望を与えてくれました。今後の二人の関係がどのように発展していくのか、ますます目が離せません。
つづく