ジユンとウノはついに互いの気持ちを確認し合い、恋人同士となります。ジユンはウノの家で感じた温かさや安らぎを語り、ウノはジユンを家まで送り届けると、娘のビョルに交際について相談します。ビョルは父親の新しい恋を応援すると言います。

一方、スヒョンはウノとの約束がキャンセルになったため、またジョンフンと酒を酌み交わします。二人は過去の辛い経験を共有し、スヒョンは息子や亡くなった姉夫婦のこと、ジョンフンは亡くなった兄のことを話します。

翌日、ウノは仕事とプライベートの切り替えに苦労しながらも、ジユンへの愛情を抑えきれません。

そんな中、二人は優秀な弁護士のクライアントと面談します。彼女は他の事務所からの好条件のオファーを受け、仕事量を減らしたいと考えているようです。ジユンは彼女が他のヘッドハンティング会社と接触しているのではないかと疑い、ウノは調査を始めます。

次の面談で、弁護士は大幅に遅刻してきます。理由は離婚と息子の親権争いでした。彼女は多忙な仕事が親権獲得の妨げになっていると語り、息子との時間を増やすために転職を希望しているのです。ウノは彼女の話を聞き、かつてパートナーから仕事の忙しさを理由に離婚を切り出された過去を思い出します。面談後、ウノとジユンは互いの人生についてより深く語り合います。

一方、ビョルは叔父(ミエの夫)にウノが誰かと付き合っていることを打ち明けます。ウノが鏡を見る回数が増え、いつもスマホをいじっていることを指摘し、相手の女性が誰なのか分かったら教えてくれるよう約束させます。

翌日、ミエはジユンとウノの親密な様子に気づき、ジユンに忠告します。二人の関係には困難が伴うかもしれないと心配しますが、ジユンはウノの人柄が好きで、交際を続ける決意を伝えます。

再び弁護士との面談の日、弁護士は息子が父親と暮らしたいと言い出したことを明かします。同時に、弁護士の息子がジユンのオフィスを訪れ、母親に仕事を続けさせてほしいと頼みます。以前の二人の会話を聞いて、自分が母親の転職理由だと知り、罪悪感を抱いていたのです。ウノは、ワークライフバランスが取れ、彼女の目標にも合緻する社内弁護士のポジションを提案します。

その夜、ジユンとウノは語り合い、ウノはジユンに絵本を読んで寝かしつけます。

翌日、ジユンはウチョルヨンにイベントに招待されます。ウノも同行しますが、チョルヨンの代わりにヘジンがサポートに入っていることが分かります。チョルヨンはジユンへの仕返しとして、イベントで彼女を公衆の面前で侮辱しようとします。ジユンはチョルヨンの支配的な態度に抵抗し、ウノはとっさに会議を入れるという口実を作ってジユンを連れ出します。

第8話 感想

第8話は、ジユンとウノの関係が進展する一方で、それぞれの過去や周囲の人間関係が複雑に絡み合い、今後の展開が気になるエピソードでした。

二人の恋がついにスタートし、互いに支え合う温かいシーンは見ていて微笑ましいものでした。特に、ウノが娘のビョルに交際を相談する場面は、彼の誠実さが伝わってきて好感が持てました。ビョルの素直な応援も、二人の関係を後押しするようで心温まりました。

しかし、幸せな二人とは対照的に、スヒョンとジョンフンの過去が明らかになるシーンは重く、胸が締め付けられました。互いに心に傷を抱えながらも、それを共有することで少しだけ救われているような、二人の複雑な関係性が印象的でした。

つづく