第14話、前回の続きから始まります。ジェハは、ユンヒョクという俳優をブランドの顔としてチームに迎えるという、ウノとユミの決断に感銘を受けます。そして、地下チームのプレゼンを見ることを拒否し、ユミのチームを勝者と宣言します。
その後、記者たちが押し入り、俳優ユンヒョクに質問攻めをします。間もなく、現在ウノの体にいるナオンが、ユンヒョクの薬物中毒と薬物流通の傾向を暴露したことが明らかになります。ナオンは、自分のチームである地下チームの勝利を確実にするために、ユミに味方したのです。
すぐに、聖水洞と世界エージェンシーの合同役員会議が開かれます。会議の中で、役員たちはユミに、チームとプロジェクトの両方を管理できない無能さを問いただします。プロジェクトの失敗はウノのせいだとユミが非難すると、役員たちは、ウノの意見から利益を得てきたと仮論します。それにもかかわらず、ユミだけが損失の責任を負うことになります。
その後、ユミはウノの体にいるナオンと対面します。ユミはナオンの欺瞞を責め立てますが、ナオンはユミに対する優位性を主張します。続いて、ナオンの体に入ったウノが役員会議に出席し、チームを代表してプレゼンを行います。
チームは、世界ウイスキーをノンアルコール飲料としてリブランディングし、「ムード」という名前を付けるというアイデアを思いつきました。これは、様々なフレーバーがあり、年齢を問わず、その時々の気分に合わせて様々な場面で飲むことができるからです。ジェハと役員たちは、このアイデアに非常に感銘を受けます。
プロモーションに関しては、地下チームはパーティーを開き、インフルエンサーのジェニを活用します。その後、このパーティーは多くのソーシャルメディアで宣伝されます。パーティーには多くの人が参加し、その中にはウノの体に入ったナオンもいます。ウノはナオンを見つけるなり、2つのカクテルを持って屋上でナオンと合流します。
二人は、ノンアルコールだと思い込みながら飲み物を口にします。この時点で、二人はすでに和解しています。エピソードの終わりに、ナオンとウノはお互いの体に入ったままキスをします。そして、偶然にもジョンウがその現場を目撃してしまいます。
第14話の感想
「ブランディングイン聖水洞」第14話は、まさにジェットコースターのような展開でした。ナオンの策略、ユミの失脚、そしてウノとナオンの和解と衝撃のキスシーン…息つく暇もなく、様々な出来事が起こり、最後まで目が離せませんでした。
特に印象的だったのは、ナオンのしたたかさです。ウノの体を利用してユンヒョクのスキャンダルを暴露し、ユミのチームを陥れるとは、まさに計算高いと言えるでしょう。自分の目的のためには手段を選ばない彼女の行動には、ある種の恐ろしさを感じました。しかし、同時に、ウノの体で堂々とプレゼンを行う姿には、彼女の芯の強さや賢さも垣間見えました。
つづく