第15話、前回の続きから始まります。ナオンは、今はウノの体で、自分にメッセージを送った人物、つまり犯人を突き止めるため、その人物に会いに行きます。メッセージを送ったのはハン理事だと分かります。
ナオンが部屋に入った途端、鍾の音が聞こえ、気を失います。一方、ウノは玄関のチャイムの音を聞き、ドアを開けると同時に意識を失い、ジョンウの腕の中に倒れ込みます。二人は意識を取り戻すと、魂が元の体に戻ったことに気づきます。
ウノは自分の体に戻れた喜びをハン理事の前で露わにします。彼は何が起こっているのか、ナオンがなぜ理事たちに会いに行ったのか全く分かっていません。しかし、すぐに彼らがナオンを殺そうとした犯人かもしれないと気づきます。
一方、ナオンは自分の体に戻ってしまったことに動揺し、ジョンウは彼女を慰め、気にかけます。ナオンはウノの体でいる方が犯人を捕まえやすかったと考えています。ジョンウはナオンをウノと二人きりにしてはいけないと考え、ナオンの家に泊まります。その頃、ウノは理事たちとナオンにとって最善のことを行い、犯人探しに協力するという取引をします。
ウノがナオンの家に戻ると、元の体に戻れた喜びをナオンに伝えます。ナオンの家に留まり続けるジョンウは困惑します。その後、ナオンはウノを自分の部屋に連れて行き、二人きりで話をします。二人は体に戻ったことについて話し合った後、ウノはナオンを助けるために理事たちのチームで協力することにしたと伝えます。ナオンはウノが自分の殻を破ったことを喜びます。
一方、ユミはハン理事の家に行き、自分を避けている理由を問い詰めますが、彼が他の女性に乗り換えたことを知ります。ここで、ハン理事とユミが協力してナオンを陥れようとしていたことが明らかになります。
夜遅く、ウノとジョンウはリビングでうたた寝をしています。ジョンウは部屋が明るすぎると思い、電気を消します。すると、ナオンは首に手が巻き付いている幻覚を見て気を失ってしまいます。ウノはすぐにナオンを助けに行きます。
エピソードの最後の数分では、ウノの友人であるウルソプがろうそくの前で何らかの儀式を行っているのが映ります。ろうそくはひとりでに点いたり消えたりしています。彼女は邪悪な笑みを浮かべています。
第15話の感想
「ブランディングイン聖水洞」第15話は、息もつかせぬ展開で、視聴者を釘付けにするエピソードでした。魂が元の体に戻ったナオンとウノ。喜びもつかの間、ナオンは再び命の危険にさらされ、緊迫感が高まります。
特に印象的なのは、ナオンとウノ、そしてジョンウの関係性の変化です。ウノは、自分がナオンの体にいる間に起きた出来事を知り、理事たちの企みに気づき始めます。そして、ナオンを守るために行動を起こす決意をする姿は、彼の成長を感じさせます。一方、ジョンウは、ナオンへの想いを募らせ、献身的に彼女を守ろうとします。二人の男性の間で揺れ動くナオンの心情も繊細に描かれており、今後の展開がますます気になります。
また、ハン理事とユミの悪事が明らかになり、物語は新たな局面を迎えます。二人の企みは一体何なのか、そして、ナオンの命を狙う真犯人は誰なのか?謎が深まる一方で、ウォルソプの不気味な儀式シーンは、新たな脅威の出現を予感させ、不安を掻き立てます。
つづく