第20話、前回の続きから始まります。前回、ウノはナオンに自分とダウンのブランド企画を盗んだことについて問い詰めました。ウノがナオンを叱責しているところに、ユミが偶然二人の会話を聞いてしまいます。そして、ナオンとウノが魂を入れ替えていることに気づき、ついにすべての点が繋がります。

ウノの体に入ったナオンは家に帰り、状況を理解しようとします。少し考えた後、ブランド企画を盗んだ際に証拠を残していないか確認することにします。その結果、翌日、彼女はウノの体でハン部長の下で働くことになります。ハン部長に対して疑わしい行動をとったため、ハン部長はナオンに不利な証拠を持っていることをほのめかします。彼はまた、ウノだと思い込んでいる彼女に、以前その証拠を見せたと言います。その後、ナオンはハン部長の提案に従ってチームを結成します。

ナオンの体に入ったウノは、ナオンを倒すためにハン部長に協力しようとします。彼はナオンだと思い込んでいる地下チームと共に、HQプロジェクトに取り組んでいます。

一方、ユミはハン部長に連絡を取り、会うように頼みます。そして、ナオンについての重要な情報があると伝えます。ハン部長がユミに会うと、彼女は魂の入れ替わりについて話します。ハン部長は彼女の言葉をすぐに一笑に付しますが、念のために確認することにします。彼はナオンにワークショップへの参加を依頼することで、その仮説を検証します。ナオンはこれに対して何も仮応を示しません。以前、ナオンにこの提案をした際には、彼女は彼を見下していました。このことで、ハン部長はユミの説が正しいことを確信します。

その日の午後、ジェニはハイジェットテクノロジーが液体水素電池技術を使用していることを知ります。HQモーターズがその技術を使用する先駆的な企業だと主張していることを考えると、彼女とチームは何か怪しいことがあると結論付けます。その後、彼らはセゲグループが他社のアイデアで利益を上げていることを知ります。これは、ナオンの体に入ったウノにとって、特に自分が直接経験したことから、納得のいかないことでした。その結果、彼と地下チームはHQモーターズを暴露するために動きます。

その夜遅く、ウノの体に入ったナオンはハン部長のオフィスに行き、自分がウノのブランドアイデアを盗んだ証拠となるハードドライブを見つけます。一方、ナムチーム長は眠っているウノを見つけ、彼がHQモーターズを暴露するために作成していたプレゼンテーションを削除します。

翌朝、地下チームはナオンの体で眠っているウノを見つけます。プレゼンテーションを見に行くと、コンピューターのデータが削除されていることに気づきます。ハイジェットテクノロジーのCEOを呼びに行こうとした矢先、彼らはウノの体に入ったナオンと一緒にいる彼を見つけます。

第20話の感想

第20話は、まさに怒涛の展開でした。ユミがついに真実を掴み、物語が大きく動き出したと感じます。これまで、入れ替わったウノとナオンそれぞれの苦悩や焦りが描かれてきましたが、ユミの登場によって、事態は新たな局面を迎えます。ハン部長がユミの話を一笑に付すシーンは、彼の慎重な性格をよく表しており、真実を受け入れるまでの葛藤がリアルに伝わってきました。しかし、ワークショップへの仮応の違いから、彼が真実を確信する過程は説得力がありました。

一方、ウノとナオンの立場はさらに複雑になります。ウノはナオンの体で、不正を暴こうと奮闘しますが、その努力はナムチーム長によって阻まれます。これは、彼が置かれている状況の困難さを改めて示しています。また、ナオンは証拠隠滅を図るなど、追い詰められた様子が見て取れます。二人のもどかしさと焦燥感が、視聴者にもひしひしと伝わってきました。

ハイジェットテクノロジーのCEOが登場したことで、HQモーターズの不正に関する真相解明も近づいてきたように感じます。しかし、最後のシーンでウノとCEOが対面する場面は、非常に緊迫感があり、今後の展開がますます予測不可能になりました。真実が明らかになる日は近いのでしょうか?次回が待ちきれません。

つづく