第5話、前回のラストシーンから物語は続く。鏡を見て驚愕するナオン。なんと、自分がウノの体の中にいるのだ。そして、自分の体に入ったウノが集中治療室にいると知る。ICUへ駆けつけると、そこで告げられたのは、自分の死だった。
その後、ナオンは魂が入れ替わったことで、ウノの生活に適応することを強いられる。彼の趣味の悪い服を著て、植物だらけの彼の部屋で暮らし、冴えない広告代理店での彼の日常を送る。
さらに、ナオンは自分が弱小チームに正式採用されたことを知る。この時点で、彼女は自分の殺害に関わった人物を複数人疑い始める。容疑者リストには、ナムチーム長、ユミ、ハン部長、靴工場の作業員、そしてウノが含まれている。
職場の同僚たちは、ウノの様子がいつもと違うことに気づき、何が起こっているのかと不思議がる。ナオンがウノの体に入ったことで、彼は以前より自信に満ち、率直になっているのだ。彼女はユミに殺害への関与を問い詰めるほどに大胆になる。一方、ユミはウノを問い詰め、ナオンと不倫関係にあったのか、彼女が恋人だったのかと迫る。
その後まもなく、ユミは電話をかけ、ナオンが職場に戻ってきたことに明らかに動揺している。そして、ユミはウノに工場の混乱を収拾するよう指示し、自分は弱小チームを直接チェックすると告げる。
エピソードの終盤、ナオンは工場の作業員と遭遇する。彼はそこにウノがいることに驚く。そして、ナオンは彼の手に噛み跡を発見する。
第5話 感想
『ブランディングイン聖水洞』第5話は、息もつかせぬ展開で視聴者を釘付けにした。前話の衝撃的なラストから続き、ナオンがウノの体で目覚めるシーンは、まさに鳥肌ものだった。自分の死を知らされ、混乱しながらもウノの生活に適応していくナオンの姿は、切なくも力強い。
特に印象的だったのは、ナオンがウノとして職場に戻り、周囲の人々と接するシーンだ。以前とは異なる、自信に満ちた態度で同僚や上司に接する姿は、見ている側もハラハラドキドキさせられた。ユミへの疑惑を直接ぶつける大胆さ、そして工場の作業員との遭遇など、緊張感が途切れることなく続く。
つづく