第8話では、ウノの体に入ったナオンが、ウサギの仮面をかぶった男を追いかけます。やっと捕まえられたと思った瞬間、激しい頭痛に襲われ、男を取り逃がしてしまいます。

ナオンが昏睡状態の自分の体を見舞いに行くと、医師からショック状態だと告げられます。そして、再びショックを受けるとどうなるか分からないと警告されます。

一方、ユミは自殺未遂事件について記者会見を開き、ナオンが酔って事故を起こしただけで、自殺未遂ではないように見える映像を公開します。これにより、ユミ自身と会社を守ることができました。

その後、ウノの体に入ったナオンはユミと対峙し、殺人未遂への関与を問い詰めます。その時、同僚からナオンが来たと知らされます。ここで、実はナオンの体にはウノが入っていることが分かります。そして、ウノの体に入ったままのナオンは、彼に家に帰るように言います。

その夜、二人はナオンの家で再会し、お互いの体に入り込んでいることを確認します。キスが魂の入れ替わりの原因だと推測し、もう一度キスすれば元に戻れると考え、情熱的なキスを交わします。

最後に、ウルソプがウノが助けた化粧品実験に使われていたウサギを抱きしめ、「もう長く持ちこたえられない」と呟くシーンで幕を閉じます。

第8話の感想

『ブランディングイン聖水洞』第8話は、息もつかせぬ展開で、目が離せない回でした。ナオンとウノの体を取り戻すための奮闘、そしてユミの企みなど、様々な要素が絡み合い、緊張感が高まりました。

特に印象的だったのは、ナオンがウノの体でウサギ仮面の男を追いかけるシーンです。やっとの思いで捕まえようとした瞬間、頭痛に襲われるという、もどかしい展開にハラハラさせられました。このウサギ仮面の男の正体、そして彼が事件にどう関わっているのか、非常に気になるところです。

また、ユミのしたたかさが際立つ回でもありました。自殺未遂をただの事故に見せかける巧妙なやり口には、彼女の冷酷さを感じました。しかし、ナオンがウノの体でユミに立ち向かうシーンは、見ていてスカッとしました。真実が明らかになる日は来るのでしょうか?

そして、クライマックスのキスシーン。二人の切実な想いが伝わってくる、美しいシーンでした。キスによって魂が入れ替わるという設定も面白いですが、再びキスすることで元に戻るのか、今後の展開が楽しみです。

つづく