ハンギョルはウンチャンとのハグに動揺しているにも関わらず、素知らぬ振りをします。バリスタになるための本をウンチャンに買ってあげますが、ハンソンからの電話で邪魔をされるとイライラします。その後、二人は地下鉄で接近遭遇します。

ウンチャンの父の命日、コーヒー店のスタッフがウンチャンの家で食事をします。ミニョプ、ウンセ、ソンギの間で三角関係が繰り広げられます。ミニョプはソンギをライバル視していましたが、ソンギが元カノを探し続けていることを知ります。

一方、クさんはホン社長がウンチャンの母とのデートに割り込んできたことに抗議します。ユジュは元カレと電話で話、いつ韓国に来るのか尋ねます。

ハンギョルはウンチャンへの特別な扱いを隠そうと、以前ウンチャンにプレゼントしたのと同じロボットのおもちゃを全従業員にプレゼントします。その後、ウンチャンにはロボットを箱ごと送りますが、プレゼントに特別な意味はないと主張します。

感謝の気持ちを表すため、ウンチャンはハンギョルがジョギングをしている時に、法事の料理を持って彼の家を訪ねます。ハンギョルは会う約束をしますが、慌ててユジュを呼び出し、付き添いを頼みます。この状況は、ウンチャンとハンギョルの間の誤解と傷ついた感情に発展します。

コーヒー店で、ウンチャンとハンギョルは大喧嘩をし、ウンチャンはその場で辞めてしまいます。その夜、彼女はハンソンとビールを飲み、ドライブに出かけます。ハンギョルも気分転換にドライブに出かけ、ウンチャンを思い出すキムチチャーハンをたくさん食べます。

無職になったウンチャンは、家では母とウンセを困らせ、ハンソンのレコーディングスタジオを訪ねます。ハンソンはハンギョルにウンチャンの代わりに話をすることを申し出ますが、彼女はプライドが高く断ります。ユジュは家でハンソンを待っていますが、ハンギョルは一人でオモチャで遊んでいます。

ユジュのアドバイスに従い、ハンギョルは突然ウンチャンに電話をかけ、食事に誘います。レストランで、ハンギョルはウンチャンの食欲に驚きます。二人は酔っ払い、路上で歌ったり踊ったりした後、ハンギョルはウンチャンの仕事への姿勢を賞賛し、謝罪します。ウンチャンは職場に戻り、皆は大喜びで、すべてが元通りになります。

ハンギョルの祖母が倒れ、彼は彼女が隠していた胃がんについて知ります。心配したウンチャンはハンギョルのアパートに行き、自責の念に駆られている彼を見つけます。ウンチャンは彼を元気づけるために突然キスをします。驚いたハンギョルはそのキスを受け入れます。

第7話 感想

第7話は、ハンギョルとウンチャンの関係性が大きく揺れ動く、感情のジェットコースターのようなエピソードでした。ハンギョルのウンチャンへの気持ちは深まっているのに、それを素直に表現できないもどかしさが見ているこちらにも伝わってきました。ロボットのプレゼントは、まさにその象徴と言えるでしょう。全員に同じものを贈ることで特別な感情を隠そうとする一方、ウンチャンには箱ごと送ってしまう。子供っぽい行動の裏にある、抑えきれない想いが切ないです。

そして、二人の間の誤解から生まれた大喧嘩とウンチャンの退職。ウンチャンは、ハンギョルが自分の気持ちを理解してくれていないと感じ、深く傷ついたのでしょう。ハンギョルもまた、自分の不器用さからウンチャンを傷つけてしまったことを後悔している様子が見て取れました。キムチチャーハンを食べるシーンは、ウンチャンへの想いを再確認するようで印象的でした。

最終的には、ハンギョルの謝罪とウンチャンの職場復帰で一件落著となりますが、二人の関係はより深まったように感じます。特に、ハンギョルの祖母の病気という出来事が、二人の距離をさらに縮めたのではないでしょうか。ウンチャンのとっさのキスは、驚きながらもハンギョルの心を温めたはずです。今後の二人の展開がますます楽しみです。

つづく