JBCで働くチョン・ダジョンは、仕事に奮闘する日々を送っていた。夜の会食では、以前水をかけられた野球選手に謝罪を求められ、逆に水をかけ返すように言われる。ダジョンは少しだけ水を顔にかけ、まるでじゃれているようにその場を収めた。局長は、イェ・ジフンの単独インタビューをユミに任せようとするが、イェ・ジフンはダジョンを指名し、結局局長は折れる。
娘のダジョンを心配するシウは、バスケットボールコートで思い切りボールをぶつけてストレスを発散させていた。友人のウヨンは、親にとって子供の励ましは一番の慰めだと、ダジョンに電話するよう勧めるが、シウは家に帰るのを拒む。しかし、最終的にはダジョンに電話をかけ、ダジョンは感動し、遅くなると息子に伝える。
一方、コンビニでアルバイトをするシアのもとに、ソ・ジホが夕食を買いに来るが、なかなか買おうとしない。そこにウヨンが現れ、シアを手伝い、夕食を買ってあげ、体に気を付けるように声をかける。この行動は、シアとソ・ジホの二人を不思議にさせました。
ダジョンは仕事で活躍し、特に局長やチーム長との飲み会では、カクテルを作る腕前を披露し、皆から好評を得る。イェ・ジフンも彼女に興味を持つようになる。しかし、帰宅途中、ダジョンは二人の酔っ払いに絡まれ、飲みに誘われる。幸いにも、ウヨンが駆けつけ、彼女を助ける。酔っ払いが訴えると脅してきた時、ダジョンは監視カメラを指さし、セクハラで訴えると警告する。ウヨンはダジョンを家まで送り、彼女の悲しむ姿を見て、自分がホン・デヨンだと明かそうとするが、結局言えずに終わる。
翌日、ダジョンはイェ・ジフンのインタビューを行い、番組は大成功を収める。学校では、体育の授業中にシアが突然倒れ、それを見たウヨンは彼女を病院に背負って運ぶ。医者はストレスによる胃痙攣だと診断する。病院で怪我をした子供を見て、ウヨンは幼いシアを病院に連れて行った時のことを思い出し、感慨深い気持ちになる。トクジンはウヨンからの電話で、ユリ先生が病院にいることを知り、花を買って駆けつける。
ダジョンは、チェ・イルグォンが病院の費用を払ってくれたことを知り、心に重荷を感じる。彼女はホン・デヨンの退職届を見ながら、彼がずっと嘘をついていたこと、そして釜山にいると言いながら娘の病気も心配していないことに気づく。怒ったダジョンは、もうホン・デヨンの助けは必要ないと言う。
シアは家庭の問題で自分を責め、自分が生まれたせいで両親が苦労し、離婚することになったと思い込んでいる。彼女はもう父親は必要ないと思っている。ソ・ジホがお見舞いに来た時、シアは自分の気持ちを打ち明け、両親の苦労は全て自分のせいだと話す。
裁判所で、ダジョンはホン・デヨンが来るのを待ち続けていたが、現れないまま判決が下されようとしていた。その時、ウヨンが法廷に入り、「来ました」と告げる。これはダジョンに希望を与え、今後の展開への期待を高める。
第4話の感想
第4話は、チョン・ダジョンの仕事と家庭の両立の難しさ、そして周囲の人間関係が複雑に絡み合い、見応えのあるエピソードでした。特に印象的だったのは、ダジョンの仕事に対するプロ意識と、母親としての愛情の葛藤です。彼女はアナウンサーとしての実力を発揮しながらも、子供たちのことを常に気にかけ、奮闘する姿に共感しました。一方、18歳に戻った夫・ホン・デヨンの姿であるウヨンは、ダジョンを陰ながら支えようとするも、正体を明かせないもどかしさが伝わってきました。彼が取る行動の一つ一つに、ダジョンへの深い愛情が感じられ、今後の展開がますます気になります。
また、シアとソ・ジホ、そしてウヨンの関係性も注目ポイントです。シアは両親の離婚問題で心を痛め、ウヨンはそんな彼女を心配し、優しく接します。ソ・ジホもまた、シアを気遣う様子が描かれており、三人の関係がどのように変化していくのか、今後の展開に期待が高まります。
さらに、ダジョンが酔っ払いに絡まれるシーンでは、ウヨンが颯爽と現れ、彼女を助ける姿が印象的でした。正体を隠しながらも、ダジョンを守ろうとするウヨンの切ない思いが胸に響きました。
つづく