第四話、ヨンウォンはサガンがジェジンの浮気を知っていたことに気づき、警察に通報しようとするのを間一髪で止めた場面から物語が始まります。
その後、テレビ局でヨンウォンは自身と価たケース相談を受け、依頼女性に困難を乗り越え、しかるべき法的補償を受けるよう助言します。局を出ると、ヨンウォンは差出人不明のミニカーを受け取ります。送り主を調べようとしますが、手がかりは得られません。事務所に戻ると、ミニカーの裏に透明インクで書かれた文字を発見。URLにアクセスすると、ミニカーが水槽に突っ込む動画が再生されます。ミニカーにはジェジンの車のナンバーが記されており、次の標的がジェジンであることが明らかになります。
サガンとヨンウォンは警察署を訪れ、監視カメラを設置したのはガンソンの甥スンジェだと判明します。ガンソンがスンジェにカメラの設置を依頼したことが分かり、サガンはスンジェを許し、告訴を取り下げます。
サガンが去った後、ヨンウォンはジェジンを探すため、ギョンテをクリニックにカウンセリングに呼びます。ギョンテはオ医師の携帯でジェジンの写真を見ていたため、関係が悪化しているオ医師を心配し、捜索に協力することに同意します。一方、サガンも同じ考えを持ち、ガンソンにギョンテからオ医師の失踪について聞き出すよう指示します。
ガンソンと共にギョンテはジェジンの車を追跡します。自宅では、ヨンウォンはドヒョンの家庭教師としてやってきたテオと会い、後日ドヒョンを旅行に連れて行くことを提案します。
翌日、ギョンテはヨンウォンにジェジンの車の移動経路を示す監視カメラの映像を見せます。映像から、ジェジンと一緒だったのはオ医師ではなくセナであることが分かります。ヨンウォンはジェジンが最後に目撃された場所へ向かいます。一方、サガンもガンソンを通してジェジンの居場所を突き止め、途中でヨンウォンと合流。二人は共にジェジンを探しに向かいます。
目的地に到著すると、ジェジンがフェリーで島へ渡ったことが分かります。サガンとヨンウォンはガンソン、ヨンミンと共に島へ向かいます。意識を取り戻したオ医師とビデオ通話をするも、オ医師は「死ぬところだった。いや、私のジェジンが死ぬところだった!」と取り乱します。
フェリーの中で、サガンはジェジンの浮気に最初から気づいていたことを明かします。サガンは二人を監視しており、セナにジェジンと別れるようお金を払っていたので、二人は別れたと思っていたのです。
島に到著後、一行はジェジンが訪れた可能性のあるレストランへ向かいます。店主はジェジンとセナの来店を認めます。すると、少年が事故の情報を伝えにきます。海に車が沈んでいるというのです。ヨンウォンたちは現場に駆けつけ、レンタカーがジェジンのものだと確認し、愕然とします。車から何か重い物が落ちてきて、エピソードは幕を閉じます。
第4話 感想
「我が家~嘘のかけら~」第4話は、息詰まる展開で視聴者を釘付けにしました。ヨンウォンとサガン、それぞれの思惑が交錯し、真実へと近づくにつれ、緊張感が高まっていく様子が見事に描かれています。
特に印象的なのは、サガンがジェジンの浮気を最初から知っていたという衝撃の告白です。これまで冷静沈著な様子を見せていたサガンですが、その仮面の下に隠された複雑な感情が垣間見え、彼女の真意がますます分からなくなりました。セナに別れさせ屋のような役割をさせていたとは、サガンの行動力と恐ろしさを感じさせます。
また、オ医師の絶叫シーンも鳥肌ものです。「死ぬところだった」という言葉に、一体何が起きたのか、想像を掻き立てられます。ジェジンとセナ、そしてオ医師。三人の関係に隠された秘密が、今後の展開を大きく左右しそうです。
そしてラストシーン。海に沈むジェジンの車、そして車から落ちる謎の物体。事故なのか、それとも…。不吉な予感を感じさせる終わり方で、次回への期待がいやが上にも高まります。それぞれのキャラクターの思惑が複雑に絡み合い、物語はますます混迷を極めていくでしょう。今後の展開から目が離せません。
つづく