第7話は、ヨンウォンがチェ家に溶け込み、受け入れられようと努力する過去の回想シーンから始まります。サガンは、彼女がゴミョンやジェジンに好かれていることに不満を感じているようです。

場面は現在に移り、セナはジェジンに、計画が失敗したから戻るように促します。ジェジンは拒否しますが、家の外に立っているところを ヨンウォンに見つかります。ヨンウォンは車を加速させてジェジンをひこうとしますが、ジェジンは間一髪でよけます。

家の中で、ジェジンは ドヒョン と話すために後を追います。一方、テオは ヨンウォンに、ドヒョン が前日授業を休んだのは、ガールフレンドを ヨンウォンに紹介する準備のためだったと説明します。その後、サガン、ヨンウォン、ジェジンは話し合いの席につきますが、ヨンウォンはジェジンがゴースト手術の理由を説明する前に席を立ちます。

翌日、ヨンウォンは セナの身元調査を開始し、セナは孤児院を訪れます。そこで セナは母親に捨てられた少女に出会い、「あなたも私に約束したわよね、あなたを捨てた人たちを憎むって」と言います。

一方、オ医師は ギョンテ と共に、クリニックでジェジンの行方の手がかりを探します。そこに ムン・テオが現れ、ジェジンが戻ってきたことを告げます。テオは オ医師と二人きりで話す中で、ジェジンが彼女を必要としており、彼女が彼を救う必要があると巧みに思い込ませます。翌日、ジェジンは盛大な食事会を開き、オ医師、ヨンミン、そして叔母を招待します。彼は好みの料理を用意しますが、それは母親に外科医になることを強要されたこと、ゴースト手術のこと、ヨンウォンの父親の死、そして サガンが ヨンウォンとジェジンを結びつけようと計画したことなど、真実を明らかにするためでした。

全員が帰った後、ジェジンは服をまとめて出て行こうとします。ヨンウォンは セナが彼をガスライティングしていると告げますが、ジェジンは聞き入れません。セナは、ヨンウォンの信頼を打ち砕くことを目的に、ジェジンに家族に真実を明かすよう促していたことが明らかになります。ジェジンは空港に向かい、ヨンウォンと サガンが後を追います。

空港で待っていても、セナはジェジンに会いに来ません。その代わりに、セナはゴミョンの秘書と会います。秘書は セナと関係があり、ヨンウォンへの復讐のために協力していたことが明らかになります。セナが来ないと悟ったジェジンは、クリニックに住むためにそこへ向かいます。

ヨンウォンもクリニックに到著し、ジェジンがぼんやりしている間に彼の携帯電話を調べます。セナのテキストメッセージから、セナがチェ家を監視している可能性があると判断します。ヨンウォンは家の中に隠しカメラがないか探し始め、家の至る所に設置されているのを発見して驚きます。

一方、サガンは カン・サン を訪ね、カン・サン が長い間彼女の父親と協力していたことが明らかになります。サガンは、父親を憎んでいたようにジェジンに憎まれることへの不安を打ち明けます。

翌日、ギョンミン は、セナの3番目の夫が亡くなった時の セナの調査記録を持ってきて、彼女の発言に矛盾があることから、彼女が家族を殺害した可能性があると推測します。

その後すぐに、ヨンウォンは セナに「なぜあなたがとても好きだった妹を殺したの?」とメッセージを送ります。これに セナはパニックになり、ヨンウォンに電話をかけます。ヨンウォンは セナの隠しカメラの前に座っており、正式に彼女に挑戦を表明します。

第7話の感想

「我が家~嘘のかけら~」第7話は、まさに怒涛の展開でした。ジェジンの告白は衝撃的で、これまで隠されていた真実が一気に明らかになりました。特に、母親の強要やゴースト手術、そして ヨンウォンの父親の死に関わる サガンの計画など、複雑に絡み合った人間関係と過去の出来事に、ただただ圧倒されるばかりです。

セナの行動も不気味さを増し、彼女の真の目的が徐々に見えてきたように思います。ジェジンを操り、ヨンウォンを精神的に追い詰めていく巧妙な手口には、恐怖すら感じます。ヨンウォンが隠しカメラを見つけたことで、ついに仮撃の狼煙が上がりましたが、セナとの対決が今後どのように展開していくのか、目が離せません。

また、サガンの抱える苦悩や、オ医師とジェジンの関係など、登場人物たちの内面も深く描かれており、単なる復讐劇にとどまらない、人間ドラマとしての魅力も増しています。次回の放送が待ちきれません。

つづく