ベクホはミギョンの温室の手伝いに駆けつけ、その後、二人は温かいシャワーを浴びて休憩することに。ミギョンはお風呂を一緒にどう?と冗談っぽく誘うが、お腹が空いているため、まずは食事をとる。
食事中、ベクホはミギョンのジャガイモへの情熱の深さを知る。彼女の仕事への献身に感銘を受け、面白い女性だと感じる。その夜、ベクホはミギョンを解雇した自分の判断について考え込む。
一方、ゲストハウスにはユン・ヒジンが現れ、ファングョンとオンジュは困惑する。二人はヒジンとベクホの関係について考え、所長の恋人だと結論づける。オンジュがミギョンにその懸念を伝えると、ミギョンは最初は気にしないふりをするが、彼女も真相を知りたがっているのは明らかだった。
オンジュとミギョンはヒジンを尾行するが、ヒジンは窓から二人に気づき、その晩の歓迎パーティーに全員を招待する。楽しいバーベキューパーティーで、ファングョンとヒジンは打ち解ける一方、ミギョンはヒジンとベクホの関係を問い詰めようとする。
ミギョンは二人が高校時代の恋人同士だと確信し、ベクホに冷たく当たる。しかし、ヒジンがベクホの好きな人を尋ねたことで誤解はすぐに解ける。ヒジンはベクホが誰かを本当に好きだと遠回しに明かすのだ。
その頃、ギセはヒジンをずっと監視し、尾行させていたことが分かる。特に、彼女がゲストハウスにいることを突き止める。
しかし、物語はあまりそちらには触れず、翌日、チームはPMIタスクフォースについて職場 briefing を受ける。ギセは自分が指揮を執ると発表し、ミギョンを苛立たせる。ギセには明らかに裏の目的があり、ベクホの決定を覆せるため、ミギョンにとって良い機会だと指摘する。ミギョンは不満で、さらにギセが彼女を哀れみ、なぜ彼女がもっと出世していないのか理解できないと言うと、彼女は激怒する。
ミギョンがギセに靴を投げつけようとしたその時、ベクホが現れる。二人は何かやましいことがあるかのようにぎこちなく振る舞う。この険悪なムードは昼食時にも続き、ミギョンはベクホに「私の唇はあなたのもの」と言うような大胆な発言をする。周りの人々が彼女を見つめる中、コミカルなシーンが展開される。
ベクホは、ミギョンと彼女の弟がゲストハウスで仕掛けたイタズラによって、幽霊に追われていると思い込んでいる。彼は高音のうめき声を録音するが、二人は何も聞こえないと主張する。
さらに、ベクホは自分のオフィスで床に赤い斑点を見つけ、椅子が奇妙なキーキー音を立てるのに気づく。それは彼が夜に聞いていたのと同じ音だった。実は、それは週に一度彼のオフィスに入り浸っていたジャガイモギャングの仕業だった。一人の作業員がマニキュアをこぼし、椅子を壊してしまったのだ。
しかし、彼らはベクホに真実を告げず、ベクホはますます不安になる。ついには、シャーマンの元を訪れ祈祷までしてしまう。ミギョンたちは驚き、このイタズラが行き過ぎたと感じ、ミギョンはついに奇妙な音の正体が鳥、それもシロハラだと白状する。
当然、ベクホは怒り、ミギョンの謝罪や贈り物も受け入れない。オンジュの言う通り、二人はお互いに「ドアマット」のような存在になってしまう。
二人の愛が芽生える中、ユン社長はギセにヒジンのカードをキャンセルした理由を問いただす。二人の間にはまだわだかまりがあるが、ユンはベクホがピョンウォンにいることをうっかり漏らす。そこはギセの親友もいる場所だった。ギセがピョンウォンを訪れると、ミギョンを見つけ、大きなショックを受ける。
第5話 感想
「ジャガイモ研究所」第5話は、ロマンスとコメディ、そしてサスペンスが絶妙に絡み合い、目が離せない展開でした。ベクホとミギョンの関係は、お風呂の誘いや大胆な発言など、急接近を見せ、視聴者をドキドキさせました。特に、ミギョンの「私の唇はあなたのもの」というセリフは、周りの人々の反応も含めて爆笑必至でした。
しかし、二人の仲は順風満帆とはいかず、誤解やイタズラによって、ヤキモキさせられる場面も。ヒジンの登場は、二人の関係に波紋を投げかけ、ミギョンの嫉妬心を掻き立てます。また、ベクホを幽霊騒動に陥れたミギョンと弟のイタズラは、少々行き過ぎた感もありましたが、ベクホの真剣な反応が面白おかしく描かれていました。
一方、ギセの暗躍も物語に緊張感を与えています。PMIタスクフォースのリーダーに就任し、ミギョンに揺さぶりをかけるギセ。彼の真の目的は何なのか、今後の展開が気になります。さらに、ヒジンを監視していたことや、ベクホがピョンウォンにいることを知ったギセの反応も、今後の伏線となるでしょう。
つづく