ベクホはミギョンに「線を越えた」と告白するが、ミギョンは意味が分からず困惑。オンジュもDMZのことだと勘違いし、ミギョンは直接ベクホに尋ねることに。

ベクホは、ミギョンの周りでは冷静さを保てず、普段の几帳面な生活が一変したと説明。ミギョンへの気持ちは本物だが、始まる前に終わらせようとする。一方ミギョンは、ベクホの気持ちを受け止めつつも、職場での立場とベクホの動揺を考慮し、自分が仕事を辞めてから正式に交際を始めようと提案する。

その夜、オンジュはミギョンの話を思い出し、詳細を聞き出す。ミギョンの恋を応援しようと決意したオンジュは、ミギョンと買い物に行き、なぜか空手の練習をする。

職場では、ベクホとミギョンの関係は微妙に変化するも、プロとして仕事をこなしながら、使用するジャガイモの品種で激しく議論を交わす。

しかし、ベクホは常にミギョンのことを考え、彼女のオフィスへ。ミギョンは仕事モードだが、ベクホは躊躇せずデートに誘う。

車で出かける二人。ミギョンは仕事の話を続けるが、ベクホはすっかり骨抜きに。ミギョン曰く、「甘いお人よし」に。ベクホ自身も、これまでの時間を考えると初めてのデートというより15回目のデートのようだと感じている。

車を降りて歩きながら、ベクホは実は以前からマルに決めていたことを告白。ミギョンの提案は良いが、わざと彼女をからかっていたと明かす。

笑い合う二人は、人里離れた場所へ向かう。しかし、そこはオンジュとファングョンのデートスポットだった。二人は慌てて隠れるが、ベクホはミギョンが仕組んだものと勘違い。「おめでとう」と書かれたカードを見つけ、中のメッセージを読んだベクホは動揺し、走り去ってしまう。

カードには、オンジュが書いた「今夜は楽しみにね」というメッセージと、視聴者にはモザイク処理された際どい言葉が添えられていた。

一方、ギセは部下のイスンフンにベクホの監視を指示。イスンフンはベクホの動向を探り始める。

ベクホとミギョンはカードの件で動揺。ミギョンは弁明しようとするが、そこへ噂好きのチョンさんが通りかかり、二人の会話を聞いてしまう。ベクホは交際を秘密にしたいと訴えるが、チョンさんは既に他の社員に噂を広めており、あっという間に社内に知れ渡る。

社員たちはミギョンとベクホの結婚をからかい、ベクホも昼食時にミギョンへの好意を隠さない。この様子をイスンフンは写真に撮り、ギセに報告。ギセはユン社長に報告し、ミギョンの名前を出す。

その後、ファングョンはミギョンを守ろうとするが、大口注文が入り、ベクホが手伝うことに。ベクホは、ファングョンが採算を考えずにサービスを提供していることに驚き、ファングョンは自分の店の経営が苦しい理由に気付く。

ファングョンは、ミギョンとオンジュに家賃を払わせることを決める。無料サービスは一切なし。

ミギョンとオンジュは、ベクホがファングョンの変化に影響を与えたことに気付く。ミギョンはベクホを問い詰めるが、彼の良いところも認めている。最終的に、ファングョンとベクホは家から追い出される。

二人きりになったベクホは、ミギョンに夢中だと告白。ファングョンはミギョンの苦労話をし、ベクホはミギョンにテディベアをプレゼント。ベクホは家に戻り、ミギョンにキス…と思いきや、おでこにキスをする。

エピローグでは、ベクホがファングョンの経営を手伝う様子が描かれる。ベクホは解決策を見つけようと努力するが、苦戦している。ファングョンが家賃のアイデアを自分で思いついたのだろうか?

第7話 感想

「ジャガイモ研究所」第7話は、ベクホとミギョンのロマンスが大きく進展する一方で、様々な問題が浮上する波乱の展開でした。

ベクホの不器用ながらもストレートな愛情表現は見ていて微笑ましく、ミギョンも素直な気持ちを受け入れることで、二人の関係は急速に深まりました。しかし、職場恋愛ということもあり、周囲の目を気にしながらの交際は、今後さらに複雑な状況を生み出しそうです。特に、オンジュの空回り気味の応援や、チョンさんの噂好きが事態をややこしくしており、今後の展開が不安になります。

また、ギセの執拗な監視や、ユン社長への報告は、二人の関係に暗い影を落とします。ギセの目的はまだ不明ですが、ベクホとミギョンにとって大きな脅威となることは間違いありません。

つづく