ハンギョンはピ・ハヌルの情報を追いますが、命の危険を警告されます。しかし、ピ・ハヌルは自らハンギョンの前に姿を現します。
一方、ガミンとセヒョンは、ジウが何故スタディーグループに入りたいのかを調べ始めます。ジウはヒョンウの双子の妹ですが、スタディーグループには申し込んでいませんでした。親友のヒウォンが、ジウをいじめているギュジンから守るため、ジウの代わりに申し込んだのです。ギュジンは、ヒョンウが店から物を盗んでいる動画を撮り、ジウを脅迫していました。実は、ギュジンはヒョンウを騙して金を奪い、さらに借金をさせていました。ヒョンウは自分が盗まれたと思い、ギュジンに借金を頼んだのですが、ギュジンが犯人だったとは知りませんでした。
ジウがいじめられている現場を目撃したガミンは、ヒウォンにも助けを求められ、ジウを助けるために危険な任務に就きます。それは、学校公認のマフィア的存在である風紀委員会に乗り込むことでした。セヒョンはガミンの身を案じますが、ガミンは決意を変えません。
ガミンは風紀委員会の事務所に忍び込み、そこで二人の男子生徒が脅迫動画を探しているのを見つけます。ギュジンは二人を捕まえ、暴行を加えた後、動画をアップロードしようとします。ガミンは隠れていた場所から飛び出し、USBを奪うために戦います。わざと殴られながらもUSBを確保し、ギュジンを倒しますが、そこに他の風紀委員たちが現れます。激しい戦いが始まり、セヒョンとヒウォンはガミンの身を案じます。
ガミンが風紀委員と戦っている間、セヒョンとヒウォンは打開策を考えます。ジウは二人の会話を聞き、自分が何も知らされていなかったことに怒ります。兄のために我慢していましたが、もう限界でした。
一方、ハンギョンはピ・ハヌルに会い、ヒョンウを解放するよう説得を試みますが、ピ・ハヌルは拒否します。しかし、ハンギョンは諦めず、ピ・ハヌルはその姿勢に興味を持ちます。
風紀委員会では、ギュジンが動画をハードディスクにアップロードしようとします。ガミンはハードディスクを奪い逃げますが、途中で転倒し、ハードディスクはセヒョンの足元に転がります。セヒョンはハードディスクを屋上まで持って行き、投げ捨てて破壊します。ギュジンが追いかけてきますが、ジウが現れ、ギュジンを叩きのめします。
ガミンは誤ってUSBを落とし、ヒウォンが拾おうとしますが、いじめの主犯格の一人、ミヒが先に拾ってしまいます。ヒウォンはミヒに立ち向かい、USBを取り返します。しかし、ピ・ハヌルからギュジンのことを聞いたヒョンウが、ナイフを持って学校に現れます。ヒョンウはギュジンを殺そうとしますが、ハンギョンが間に入り、刺されてしまいます。意識を失う前に、ハンギョンはヒョンウを助けると約束します。
生徒たちは衝撃を受け、ガミンはハンギョンを病院に運びます。手術後、ハンギョンはジウとヒウォンをスタディーグループに迎え入れます。ジウは兄のしたことについて悲しみますが、兄が間違ったことをしたと理解します。
翌日、ガミンとスタディーグループの初めてのミーティングが始まります。ガミンは興奮していました。その頃、警察はピ・ハヌルを取り調べますが、すぐに釈放されます。最後は、ガミンの武勇伝を聞いたテオという生徒がガミンに宣戦布告します。ガミンは最初は興味を示しませんでしたが、テオの手下がスタディーグループに入りたいイ・ジュンを連れてきて、願書を破ったため、ガミンは3階の教室の窓から飛び降り、テオに強烈な一撃を加えます。
第3話感想
第3話は、息つく暇もない怒涛の展開で、まさに手に汗握るこぼれ話でした。ガミンを中心としたアクションシーンは迫力満点で、特に風紀委員会との乱闘は圧巻。まるでアクション映画を見ているような緊迫感とスピード感に圧倒されました。ただのアクションではなく、それぞれのキャラクターの心情や背景がしっかりと描かれているため、感情移入しながら見ることができました。
ジウとヒョンウの兄妹愛、ヒウォンの友情、そしてハンギョンの正義感。それぞれの想いが交錯し、物語に深みを与えています。特に、兄を守るために耐えてきたジウが、ついに立ち上がるシーンは胸が熱くなりました。いじめられながらも、必死に抵抗する彼女の姿は、多くの視聴者の共感を呼ぶのではないでしょうか。
つづく