「パンドラ偽りの楽園」全話あらすじネタバレ - 韓国メロドラマ

ストーリー

完璧な人生を送っているかのように見えるホン・テラ。夫のピョ・ジェヒョンはIT企業家で次期大統領候補、愛らしい娘にも恵まれています。しかし、テラは過去の記憶を失っており、自分自身のことさえもよく分かっていません。

ある出来事をきっかけに、テラの記憶の断片が蘇り始めます。偽造されたファーストレディ候補、名声と利益を追い求める上流社会の操り人形…彼女の過去には、想像を絶する秘密が隠されているようです。

物語は、ジェヒョンと彼の学友であるチャン・ドジン、ク・ソンチャンが共同設立したIT企業を中心に展開します。彼らの会社が開発した「三つ葉」というスマートパッチ、そしてドジンの妻であり、元記者で現在はキャスターを務めるコ・ヘス。15年前に両親を殺害されたヘスは、犯人を見つけ出すことを誓っています。

テラの姉とドジンは不倫関係にあり、テラ自身もヘスと共にハンオル精神病院を訪れた際に、自分がかつて“50号”と呼ばれた凄腕の殺し屋だった過去を思い出し、ヘスの両親の死にも関わっている可能性が浮上します。

復讐、そして人生を取り戻し、家族を守るため、テラは全てを捨て、復讐の道を歩み始めます。その過程で、自身の過去や背後に潜む陰謀の真相が明らかになり、周囲の人間との激しい衝突や葛藤に巻き込まれていきます。一方、父親の死の真相を追うヘスもまた、テラと複雑な関係を築き、協力と対立を繰り返しながら共に真実へと迫っていきます。

記憶喪失、復讐、財閥、権力闘争といった要素を軸に、操られた運命に翻弄されながらも、迷茫から覚醒、そして反撃へと至るテラの姿を描いた本作。人間の心の複雑さ、権力の闇、底知れぬ陰謀の恐ろしさを、スリリングに描き出します。